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よし!ならこうだ!!
『でも西野さん、ある意味良かったですね。もし寒川さんがスコーピオンに殺られてなければ指輪を盗んだ犯人は西野さんになってたんですから...』
西野「ああ、確かに...」
眉を下げて頷いた西野さん。
そこでおじさんは拳を叩いて「そうか!」と言った。
毛利「2つの事件は重なっていたんです!!
1つ目の事件は寒川さんが西野さんを嵌めようとしたものです。彼は西野さんに指輪泥棒の罪を着せるため、わざとみんなの前で指輪を見せ...西野さんがシャワーを浴びている間に部屋へ侵入し、自分の指輪をベッドの下に隠したんです。そして、ボールペンを盗った!!
第2の事件は、寒川さんがスコーピオンに射殺された事...目的はおそらく、スコーピオンの正体を示す何かを撮影してしまったテープと指輪!!しかし首から掛けてあったはずの指輪が見つからないので...
スコーピオンは部屋中を荒らして捜したんです。」
コナン「すごいやおじさん!名推理だね!」
毛利「ふん。俺にかかりゃこのぐらい!」
誰のおかげで導き出せたと思ってるんだよ。褒められて調子乗っちゃうおっちゃんどこまでも可愛いね!!
目暮「という事は、スコーピオンはまだこの船のどこかに潜んでいるということか」
白鳥「そのことなんですが、救命艇が1艘無くなっていました」
高木「それじゃ、スコーピオンはその救命艇で...!」
白鳥「緊急手配はしましたが、発見は難しいと思われます」
目暮「取り逃がしたか...。」
まぁ寒川さんの殺害は突発的なもんだし、救命艇が無くなったのはただのカモフラージュだ。だって今目の前にスコーピオンいるし((
乾「何はともあれ、殺人犯がこの船にもういないと分かってホッとしたぜ。なぁ?」
沢部「はい。安心しました」
2人の会話を横にセルゲイさんは怪訝そうな顔付きだった
白鳥「しかし、スコーピオンがもう1個のエッグを狙って香坂家の城に現れる可能性はあります。いや...もうすでに向かっているかも、目暮警部 明日東京に着き次第、私も夏美さんたちと城へ向かいたいと思います」
目暮「嗚呼。」
流れるまんま同行する〜♪
毛利「おい。今度ばかりは絶対に連れていくわけにはいかんからな!」
おじさんはコナン君を見下ろし、念を押した。
白鳥「いえ、コナン君も連れていきましょう。それと汀紗さんも」
「『.....。』」
白鳥警部の案に私とコナン君はじっと見つめる。
毛利「え、なんでコイツらを...??」
白鳥「汀紗さんとコナン君のユニークな発想は役に立つかもしれませんから」
あーハイハイ。それらしい事言いやがってクソが()
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時