【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する４ (ページ31)

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夕方になり、女子会は終わり船の甲板に出てみると海に沈んでいく夕陽が見えた。風になびく髪を抑えて思わず呟く

『わぁ...。綺麗』

園子「あんたほんと黙ってれば顔良いわよね」

『ん???』

園子に言われたくないなぁ～!!!

あんたは黙ってても喋ってても可愛いんだからッ!!!!!

毛利「おお、夏美さんと青蘭さん。貴女方も一緒にどうです？」

すると甲板で飲んでいたおじさん達が夏美さんと青蘭さんを誘った。

青蘭「よろしいですか？」

毛利「ええ、どうぞどうぞ」

西野さん、園子パッパ、寒川さん、そしておじさんが青蘭さんと夏美さんをそれぞれに席に座るように促していた。うっっわ.....紳士共め、、、。

そして青蘭さんが座り脚を組むと、おじさんは鼻の下を伸ばして青蘭さんをガン見していた。もちろん私も隣の席で脚ガン見してまs((コナン「汀紗姉ちゃん！！なにか飲む？？」

『いやもうお腹いっぱい』

コナン「オイ。」

『脚見て何が悪い？同性だもん！！』

コナン「ダメな。」

駄目でした。

青蘭「...！寒川さん、そのペンダント...！」

するとデレデレのおじさんに酒を注いでもらった青蘭さんが寒川さんが首から下げていたペンダントを見て、驚きのある声を上げた。

寒川「さすが、ロマノフ王朝研究家...よく気づいたな。見るかい？｣

寒川さんは笑みを浮かべながら、青蘭にペンダントを渡した。青蘭さんはペンダントを慎重に受け取り、“マリア”と言う名前が彫られている事に気がついたらしく驚きの声をあげた。

青蘭「“Мария”...！？まさか、これはロマノフ皇帝の三女マリアの指輪...!?」

寒川「あんたがそう言うならそうなんだろう...？」

青蘭さんの手からペンダントを回収し、再び首から下げる寒川さん。

青蘭「それをどこで!?」

それに答えず、寒川さんは甲板から去って行った。

毛利「...本物っすかね？」

青蘭「さぁ、詳しく鑑定してみないと...」

そう首を傾げる青蘭さんの隣で、追加の酒を持って来ていた西野さんに園子パッパが声をかける。

史郎「おい西野君。ボールペンが落ちそうだぞ」

西野「え？ああ、どうも」

尻のポケットからはみ出していたボールペンを西野さんは押し込んだ。

そして甲板出入り口にはセルゲイさん、乾さん、そして香坂さんの執事の沢部さんが、船内に戻っていく寒川さんをジッと見詰めていた。

さぁ！！！いよいよ事件が発生致しますよ！！