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1人ひっそり電気屋から出ると、再び電話が...
『..............スゥーッ↑』
ピッ
『すいませんでした。殺さないで...』
ジン《拒否した理由を10文字で纏めろ。》
『近くに警察がいました』
ジン《サツだと?》
『いや、ちょっと近くで事件があったみたいで今一課の人たちが周りにいっぱい居て...あ、!もちろん今は離れた所で電話((「急げ!!」
シテル...』
電気屋の中から一課の人たちが沢山出てきた。クソっ、!もう爆弾がまた爆発しやがったのかよッ!!取り敢えず、電話終わったらコナン君達の方に戻るか。高木刑事も残ってるだろうし、、。
『はあぁぁぁあ〜〜〜...』
ジン《どうした》
『いや、ごめん...。ちょっと、、うん。色々と全てを察して...近くで事件あったからさ、それで?電話内容はなに??』
ジン《近々日本に行く予定がある。》
『ほいで?』
ジン《来い。》
『ん〜...奢りなら乗るよ?高級レストランで手は打ってやる!』
ジン《なら来い。》
『わぁーい楽しみにしてるねっ! 時間とか分かったらメールして!』
切れた通話。
『..........相変わらず要件だけ伝えて切るとか、一方的過ぎるやろ。』
まぁ、この単調過ぎる会話でなんなのか把握出来る私も中々ジンの事知り尽くしてるというか...、なんかこそばゆいな。やめよ考えんの!今は爆弾犯の方がメインだからね!!
スマホをしまい、電気屋へと戻るとコナン君がビデオテープを持ってニヤッと笑みを浮かべていた。どうやら犯人の目的が分かったみたいですね。
『あれ?コナン君達だけ?』
灰原「っ、」
『...。そういえば、さっき電話してる最中に刑事さん達が電気屋さんから飛び出して行ったけど...何かあったの?』
高木「実はまた爆弾が見つかって...」
『マジ?』
高木刑事からさっき起こった爆弾騒ぎについて話を聞いていると、哀ちゃんに服を引っ張られた。険しい表情をしていて...警戒している、よな、、。
流石に哀ちゃんの様子にコナン君は、こちらを一瞥してたけど特に気にしてる様子はなかった。そのまま私はしゃがみ、耳打ちの仕草をしてきた哀ちゃんに対応するよう耳を貸した。
灰原「汀紗さん、さっきの電話...」
『大丈夫。確かに哀ちゃんが思っている相手からの電話だけど安全は絶対に保証するから』
灰原「...まさか、会うの?」
『まぁな、でも家族としての私情だから何にもないよ』
灰原「.....。それでも、心配だわ、」
『やだ優しいじゃない〜。好〜♡』
哀ちゃんの頭を撫でると「別に...」と少し頬を染めながらそっぽを向いた。は?可愛(迫真)
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時