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時間あるので近くの難波布袋神社にやって来た。
服部「...さてと問題は午前3時までどうやって時間を潰すかやな。まぁとりあえず、なんか美味いもんでも食べ__」
言いかけた所で、コナン君がじっと考えこんでいるのに気付いて口を噤んだ服部。それに続いてコナン君は私に目線を送ってきた。
着いて来いってか?えぇ〜...JK達と観光したかった。
服部「...和葉。お前、その2人案内したれや」
おみくじ引いてキャッキャしてた女子達の中にいた和葉に服部が切り出す。
和葉「平次は?」
服部「オレはこのちっこいのと八宵、案内するから」
和葉「えぇ?なんでや??あたしそない汀紗ちゃんとお話出来てへんから一緒がいい、それに皆で行った方がええやろ??」
蘭「そうよ。皆で行こうよ??」
服部「男は男同士がええんや。なあ?八宵?それとコ...コナ、コナン君...?」
コナン「うん!」
和葉「そう?」
納得はともかく了承した様子を見せた女子達。
つー事で我々は別々行動となり神社を出た。
『..........服部君』
服部「なんや?」
『君の中で私は男という分類なのか...?』
服部「...............あ」
コナン「オメー気付いてなかったのかよ。」
服部「あっ!い、いや!気ィ付いとったよ!?ただ言葉のあや言うてなっ!!」
『別にいいよ。骨5、6本折らせてツケを払えば』
指パキポキ鳴らして、ニッコリと微笑む。
コナン「...」
服部「すみませんでした。」
綺麗に90度頭を下げたおもしれー男()
『それでコナン君は、12番目の文字が引っ掛かってんでしょ?』
コナン「ああ。“L”がロシア語のアルファベットでっていうんなら分かるんだが...」
服部「ロシア語のアルファベット?」
『ロシア語の12番目は“K”だ。英語の“K”』
服部「確かにKやったら、時計の形にはならへんな」
コナン「それに、予告状の最後の“世紀末の魔術師”ってのも気になる...」
今更だけど予告状はこうです。
【黄昏の獅子から暁の乙女へ 秒針のない時計が12番目の文字を刻む時 光る天の楼閣から メモリーズ・エッグをいただきに参上する
世紀末の魔術師 怪盗キッド】
コナン「今までヤツはそんなふうに名乗ったことがない。それに、なぜキッドがエッグを狙うんだ...」
『サーナー』
コナン「棒読み辞めろ。」
『だって私は分かっちゃってるからさァ〜』
服部「え!? わっ、分かったって予告状意味がか!?」
コナン「違ぇーよ。コイツは元々予告状の意味を知ってる」
服部「え?なん..........あ、!まさか八宵〜??」
そういう事です!期待してますよ。若き探偵諸君♡
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時