164【°。ー世紀末の魔術師ー。°】 ページ15
帰宅し、キッド案件で大阪に行くと明美さんに伝えた。
すると明美さんも最近、バイト先で友達になった外国人の女性とお出かけするとの事で、白鳩さんがぼっちなので一緒に大阪へと連れて来ました。
今!毛利家と共に新大阪駅へやって来ました!!
園子「らーん!汀紗ー!ここよ、ここー!」
蘭「園子〜」
『よっすー』
ホームからエスカレーターで駅構内に下りると、改札の外で園子が手を振っていた。園子と合流すると案内されるがまま、駅の外に停められていたリムジンに乗り込んだ。
『リムジンでお迎えとは...さすが鈴木財閥〜』
園子「だって今日は特別なんですもの!」
『特別?』
園子「憧れの怪盗キッド様に会うには、これぐらいでないとね!」
蘭「もう、園子ったら...」
『なるほどね。そりゃ“コッチ”も気合いが入るわ!』
コナン(コッチ...? !?コイツ...まさか、また_!!)
お。どうやらコナン君は察した様ですね()
園子「あ、そうそう。運転してくれてるのはパパの秘書の西野さんよ」
ハンドルを握りながら、西野さんは「よろしく」と軽く頭を下げた。映画キャラ初登場ですね!!!
園子「彼はずっと海外のあちこち旅してまわって、英語、フランス語、ドイツ語がペラペラなんだよ」
蘭「へぇ、すご〜い!」
他愛もない会話をしていると、リムジンは鈴木近代美術館前に停車。美術館の周辺にはたくさんの警察が立っていて、空にはヘリも飛んでいる、、。
蘭「すごい警戒ね」
毛利「まさに蟻の這い出る隙もねぇって感じだよ」
園子「当たり前よ。相手はあの怪盗キッド様!
なんたって彼は__」
???「神出鬼没で変幻自在の怪盗紳士。
固い警備もごっつい金庫もその奇術紛いの早業でぶち破る。おまけに顔どころか声から性格まで完璧に模写してしまう変装の名人ときとる!
ほんまに面倒くさいヤツを敵に回してしもたのう。工藤」
園子の言葉を遮って、キッドについて語り出したバイクに乗った男...その名も服部平次ッ!!!お久!!
蘭「もう。なんで服部君、いつもコナン君のこと“工藤”って呼ぶの?」
服部「ははは、すまんすまん。いやコイツの目の付け所が工藤によう似とるんでな。ついそない呼んでしまうんや」
和葉「ほんまアホみたい。今日も朝早から、工藤が来る、工藤が来る言うて...いっぺん病院で診てもろた方がええんとちゃうの?」
服部「何を〜?そう言うんなら和葉も__」
『.....』
コナン「オイ」
『いやもうちょい夫婦喧嘩見さして。』
コナン「はぁ...」
ちゃんと喧嘩、止めてから美術館入ったからね!
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時