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私の顔周りで暴れまくっている白鳩さんを宥め、いきなりの白鳩さん登場に困惑している陣平と萩に説明する。
『この子はウチで飼ってる白鳩さん。』
萩原「ウチって...確か汀紗ちゃん家って高層マンションだよね?ペットOKなの??」
『..........うん!』
松田「ダウト。」
『いい子だから。吠えたりしないから、とっりっまっ!協力要請で人と逢うから無理ですね!誘ってくれたのにごめん、』
萩原「...まっ、そういう事ならしょうがないね。」
松田「嗚呼。ちなみに誰と逢うんだ??
『うん。とある...悪党さんのお手伝いをねっ♡』
私の手の中には“キッドカード”が一枚.....。
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あの後、コナン君から連絡が来て「蘭は無事だよな!?」と鬼電された。いや、気持ちは分かるんだけど園子とかの心配もしてやれよって思ったら「園子とお前も無事だな」と言われた。
ンで作戦会議とかで快斗と合流したなう。言うて道端にいたから待ち伏せに近いが...あと早々に渡された封筒。
中身は新大阪行きの新幹線チケット。
『...大阪のお好み焼きで手を打ってやろう』
快斗「えぇ〜...」
『うるせ。こちとらテメェのせいで高級焼肉食い損ねてんだ。お好み焼きの一つや二つ奢れ』
快斗「二つは勘弁。それはそうと、見ただろ予告状?」
『話題を逸らそうってか?そうはいかねぇーぜ!
狙いは“メモリーズ・エッグ”で、鈴木財閥の蔵から発見された。ロマノフ王朝の秘宝、インペリアル・イースター・エッグでしょ!!』
快斗「うん。それだ。狙ってるの説明ありがと」
『チッ...もう“身の変わりようヤベェな”ってツッコミは無しかよ』
快斗「いまオレの声でツッコんだからいいだろ」
『いいよ。ほんで私は君にどんな協力をすりゃいい訳?』
問いかけると険しい表示を浮かべた快斗。
快斗「その例のエッグはオレ以外の奴も、狙っている可能性があるんだ。だから汀紗とあの名探偵でソイツの正体を暴いて欲しい」
『コナン君強制かい。』
「強制にしてもしなくても来るだろ?アイツは...」
挑発的な笑みを浮かべた快斗...いやキッドー。
『それで?そのお宝をお前が手にした暁には、持ち主に返すっ!とか何とかそこいらだろ』
快斗「さすが汀紗〜話が早い!そういう事だから、よろしくな!相棒!!」
快斗は私にハイタッチをして、スタコラサッサと去って行った。...相棒ッッ!!?!!もう等々相棒って言われちゃったよッ!? どうしよ私また肩の荷が重くなった!!(歓喜)
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時