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『..........。』
眠っていた目を開けて、校庭を見やる。
あの後、撮った写真を研二に送り《ありがと汀紗 あとの事は俺達に任せて》と返信が返ってきた。
『はぁー、ようやく...終われる.....。』
蘭「何が終われるの?」
園子「というか、あんた体調大丈夫なの?」
『うん。平気!ただの寝不足だっただけ、』
良かったと安堵の表情を浮かべた2人。私の安否を確認した蘭は窓側の方へと移動し、車の出入りが多いと言い出した。
園子「きっと、この校舎の体育倉庫に卓球台を入れてんのよ!」
『ああ、確か今度ある卓球の都大会ウチの学校でやる事になったんだよね?』
そこで窓の縁に仕掛けられている起爆装置を取り外した。あとは一課の人達が何とかしてくれるね!!美和子の事も渉が!!!
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全国模試の最後の科目も終わらせ、HRも終わり学校は何事も無かったかの様に幕を閉じた。まぁ外にはパトカーやらマスコミやらが大量やけど()
園子「何あのパトカーとマスコミの数?」
『さァ〜?』
なんて事を話している2人を置いて行き。
教室を出て外へ出ると、学校内に入り込もうとしているマスコミを抑えている警察やドラム缶を回収している爆処の方々...そして__
松田「よっ、」
萩原「終わったね。」
松田と萩原の姿が見えた。
『犯人は?』
松田「高木と佐藤が身柄を確保した。」
『...そっか、良かった。捕まえられたか』
───ヒュッ!!
松田に起爆装置を投げ渡し、それを受け取ると「やるじゃねぇか」と言いニヤリと笑みを浮かべた。
『これでやっと7年間の肩の荷がおりたよ。』
萩原「だね〜。」
『にしても2人とも暗号の
萩原/松田「「そりゃ分かるよ〜!/だろ。」」
『なんで?』
松田「ここじゃなきゃいいって...」
萩原「ずっと、思い続けてたから。」
『..........ばかだなぁ。』
笑顔を見せた松田と萩原に、眉を下げて微笑んだ。
その後、2人に祝いとして焼肉食べよ〜って誘われたけど断った。チクショウ別の要請がァッ!!!!
萩原「あーぁ、ザンネン。高級焼肉にしようかなぁって考えてたのに...」
『なにそれ超行きたいんだけど』
松田「今回お前にだけ背負わせなかったからこそ、俺と萩で奢ってやりたかったんだけどなぁ...そうか、汀紗は行けねぇのか...。」
『ッ、いっ...いk((白鳩さん「ポーッ!!!!」
ボブガッ!!!?」
行くって言おうとしたら白鳩さんが顔面に突進して来た。
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作者名:MN | 作成日時:2024年2月21日 19時