【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ３９

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「エイ！！」と声を上げた聖さんに、一斉に歓声と拍手が湧き上がった。



和葉「すごい...」



和葉も思わず感嘆としていた。

聖さんは刀身を降って、鞘に静かに収めた。



ｶﾁﾝーｯ...｡



和葉「！」


『...。』



違う...

横で和葉も目を丸くしていて、ステージを見詰めている。すると総司がニヤニヤ顔で私らの方を見て話しかけてきた


沖田「なんやお二人さん、あの男が気になるんか？」

和葉「ちゃうちゃう、そんなんちゃうくて...!」

沖田「ホンマか？」

『え、私気になる。良い男女だいしゅき』

沖田「お、おぉっ...。服部の言ってた通り濃ゆいな(汗)」

『あら、もちろん私は君の事だって良い男だって思ってるよ？』


したり顔で総司に顔を近づけて胸に指をトンっと置くと、照れた様子を見せた。ちょれぇよなぁ〜男子高校生ww


沖田「ま、まぁ。とにかくや！服部にはよろしゅうな」

『おうよ〜!』


取り繕って去ろうとする総司に、手を振る。




聖「ねぇ、君。ピンクのリボンの.....」




その時、ステージから降りてきたのか聖さんがやって来た



和葉「え？」



リボンで自分が名指しされたと思った和葉が振り返る。



聖「朝はどうも」


和葉「あ、すみません！特別演武の稽古、邪魔してもうたみたいで.....」


和葉が頭を下げると、聖さんは一瞬きょとんとして笑った


聖「君がどっかで見てるかもと思ったら、余計に気合いが入ったよ」


和葉「え？」


意外な言葉に、和葉は頭を上げたけど.....ほ〜ん？そういうアレ??


聖「僕は八幡坂大学医学部の福城聖。君は？」


和葉「アタシは、改方学園の遠山和葉。」


それに聖さんは「和葉...」と目を開いて、微笑んだ。



聖「いい名前だね。改めまして」


和葉「あ、はい」



手を差し出してきた聖さん。

それに和葉は握手をしようと手を伸ばしたけど、横槍に入るように総司が聖さんの手をガシッと掴んで握手してきた


沖田「オレは京都泉心高校の沖田総司や！」

聖「...君は剣道界有名人の1人だから知ってるよ」

沖田「そら嬉しいなア」


互いに手を離し、聖さんは和葉を見た。


聖「沖田君は和葉ちゃんの何？彼氏とか？」


和葉「えっ!? ウウンウウン!!」


慌てて手を横に振る和葉の隣で、「ただの知り合いや」と腰を手を当ててスパッと総司も否定した態度を見せた。



聖「そう.....。また会えるといいね。じゃあ」



和葉「あ、ほな、、」



聖さんは和葉に手を振って、去って行った。

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