1934 ページ35
新幹線で約3時間半...
和葉「やっと着いたで〜〜〜!」
夕方に入ってきた辺りで、函館へ到着!!
3時間半、私は服部に付き合わされた。クッッソ疲れた...いくら推しカプとは言えこれはねぇって、、グーガーグーガー前の席の方からおじさんのいびきが聞こえて、ある意味羨ましかった。。
『まじ、ここまでお前に私の時間割いてやったんだから気張れよ?本気で、、』
服部「分かっとる。」
前の方で観光名所の本を開いて、キャッキャと盛り上がる蘭と、和葉の背中をじっと見ながら頷いた服部。その背中に拳を当て、長時間座って痺れた身体を軽く伸ばす、、。
──トンッ、
『あ、ごめんなさい』
「いえ。こちらこそ、」
腕を横に広げて下げた時、近くを横通りして行った帽子を目深に被った男性に手が当たってしまい陳謝した。通り過ぎて行った男性の背中を、私の横でじっと見詰めていたコナン君....。
そして、私の方を見上げてきた。
コナン「お前...」
『なんだ?コナン君、、』
目を細めながらコナン君を見下ろす。
コナン「...いや、今はいい。」
『今はかよ。』
視線を前に戻したコナン君。
そのやり取りを私の横で聞いていた服部は首を傾げた。
服部「なんやお前ら?」
『なんでも〜。てか、服部 3時間半の借りなんかで返せよ』
服部「あぁ、それなら函館のスイーツとか奢ったるさかい」
『流石に好き。』
スマホで良い店調べよ〜♪って、ついでにさっきぶつかった拍子にスマホに転送されてきたデータも確認する。
(...今回は、運ちゃんに変装か。)
データの情報は一瞥で全て暗記した所で、スイーツを調べる。
«ヴーッ!! ヴーッ!!»
毛利「ふわぁ〜...。ん?誰だ??」
その時、近くで大きな欠伸をして肩を落としたおじさんのスマホが着信を知らせた。眉をひそめながら電話に出たおじさん。
それに、コナン君や服部...蘭達の視線が集まる。
毛利「──何ィ!?“怪盗キッド”がッ!!?」
「「「えっ!?」」」
二三個頷いて、そうおじさんは声を荒らげた。
電話の相手は、恐らく既に予告状を斧江邸に叩き付けていつもの如くキッド捜査に追われているだろう中森警部、、今回の獲物は東窪榮龍という刀鍛冶が打ったとされる“六本の刀”だ。
服部「さっきのはそういう訳やな、工藤...」
コナン「嗚呼。そうなんだろ汀紗?」
『フッ、そうだろうね〜。』
2人の睨みに笑みを浮かべて応えた。
1935 【.·.⟡ 100万ドルの五稜星 ⟡.·.】→←1933
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MN(プロフ) - メイデーアさん» コメントありがとうございます。生きてましたね〜。今のところ例の方とは少し絡ませようか検討中の段階です!! (4月16日 16時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 書き忘れてましたけど、一応ネタバレはピーーー表記にしておきます! (4月16日 15時) (レス) @page50 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 映画おもろいですね!まさかあの人とあの人が、ピーーーだったとは!しかもあれっすね、生きてましたね、ピーーーさん!!頑張ってください!平次かわいそう (4月16日 15時) (レス) @page19 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - 土方さん!!函館〜! (4月15日 20時) (レス) @page37 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - 映画もだけど、本の方も凄いですよね。自分は映画は本で読んでいます。 (4月13日 21時) (レス) @page36 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月19日 13時