【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ３９

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お先にテーブル席に着いていた一行さん達の方に目を移す


佐藤「それでコナン君、この数字がなんでこの店になるの？」


コナン「簡単だよ！」


向かい側で訪ねてきた佐藤刑事にそう言って、スマホを操作して画面を皆に見えるように画面を掲げたコナン君。


コナン「まず、公衆電話や固定電話からある電話会社のSMSセンターに電話すると音声ガイダンスが流れるから、それに従って送り先の電話番号を入れて...

メッセージの頭に“＊2＊2”を入れ、この表の通りに2つの数字で1つの文字を作りながらメッセージを打ち込み、最後に“#”を付ければお終い！」


今のやり方で、数字をお店の電話から自分のスマホに送るように梓ちゃんに頼みを入れたコナン君。

梓ちゃんが入力して送り、コナン君のスマホにはこうメッセージが送信された。

[ ﾆﾁﾖｳﾋﾙ12ｼﾞﾍﾞｲｶﾁｮｳ5-6 ﾎﾟｱﾛﾏﾄﾞｷﾞﾜ ｱｶｲﾁｮｳﾈｸﾀｲｦ ﾂｹﾃﾏﾃ ]



佐藤「ほんとだ！」

高木「「日曜昼12時 米花町5の6 ポアロ窓際 赤い蝶ネクタイを付けて待て」か...」

コナン「ポケベルが使われてた頃のサービスがまだ残ってるみたい」



安室「成程ー。」



そこでお盆の上に人数分のお水を用意して、コナン君達の元へやって来た透は、高木刑事と佐藤刑事の前に水を置きながら自分の推理を話す。


安室「だとすれば、そのメッセージの内容からして汀紗さんの意見もあながち間違ってはいないかもしれませんね。ここで怪しげな取引が行われようとしている...

まぁ、僕なりの想像ですけどね！」


佐藤「...。」


ニコッと笑い、カウンターに戻って行く透の背中を佐藤刑事はじっと見詰めている。


佐藤「あんな店員さんいたっけ？」

高木「安室さんって言って、探偵という裏の顔もあるみたいです！」


((探偵が裏の顔...？？))


隣に座ってきた航と共に、カウンターで私のカルボナーラを作ってくれている透をジト目で眺める。とりあえず料理してる姿がイケメンだって事が分かった←


『所で、あのポケベル暗号の発端は？』


伊達「ああ、情けねぇ話だが、1年ぐらい前から担当してる案件でよ。“当時色々”とあってその後も中々手が付けられなくて...」


『ふ〜〜〜ん。当時...色々と、ねぇ』


ニヤニヤ航を見詰めたら、頭わしゃわしゃされた。

 

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