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中森「そ、そんな...!」
次郎吉「バカな!?」
コナン「いや、カードだけ置いて盗んだフリをしているだけかも!」
次郎吉「彼奴がよく使うてじゃな!」
中森「よォし、天井の仕掛けの電源を切れ!ワシが直接確かめてやる!!」
ケースに我先にと向かう中森警部に「待って下さい」と隣で透が声を上げて、警部の足を止めた。
安室「もしもあなたがキッドだった場合...ケーフのフタを開けた瞬間、ティアラを懐に忍ばせケースの中身はキッドに盗まれて、何も無かった様に見せかけられるのでは?」
風見「そうですね!ティアラなら脇腹に挟めば、上からジャケットで隠せますし」
梓「だったからコナン君に調べてもらえばいいんじゃ?」
「確かに、
風見「.....。」
ヒヒッ♪ 睨むなって!
という訳で、椅子に乗ってコナン君が開けます。
コナン「じゃあ...開けるよー?」
パカッ.....
蓋に手をかけて、慎重に上にあげると__
コナン「な、無くなってる!?」
中森「何ィッ!?」
次郎吉「それは本当か!?」
コナン君とケースの元へ駆け寄る警部と次郎吉じいさん。
「マジで無ェじゃん。やるなァキッド」
梓「見事な手品ですよね!!」
「フッ、そうだな。」
やっぱ、マジックであっという間に人の心を拐うかよ。
中森「キッドまだこの博物館から出てないはずだ!!現状の警備体制を極力崩さず、館内をくまなく捜せ!!」
次郎吉「たくっ、空調にみすみすあんな煙を仕込まれおって...!」
中森「仕方ないだろ!?天井の仕掛けの調整でとんでもねぇ数の整備士が出入りしてたんだから!!」
啀み合う2人をコナン君はじっと観察していたが、直ぐに視線を外して俺や透、裕也や梓ちゃんがいる方に目を向けてきた。
そして此方へ駆け寄って来て、俺の手を引いた。
「なんだ?」
3人から少し距離を取って、しゃがみ込み小声で話す。
コナン「.....。オメーは、汀紗のままでいいんだよな?」
「直球だなw まぁ、宝は盗られちまったんだし...
“私かキッド...” “どっちだと思う、名探偵?”」
コナンの耳元で、地声とキッドの声で囁く。
コナン「.....撹乱が目当てか?」
「フッ、まっお前の仕事を邪魔する気はねぇからよ」
それだけ伝え、立ち上がって透達の元へと戻る。それと入れ替わりにコナン君は、透の服を引っ張って同じように離れた所で質問をしだした。
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MN(プロフ) - メイデーアさん» コメントありがとうございます。生きてましたね〜。今のところ例の方とは少し絡ませようか検討中の段階です!! (4月16日 16時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 書き忘れてましたけど、一応ネタバレはピーーー表記にしておきます! (4月16日 15時) (レス) @page50 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
メイデーア - 映画おもろいですね!まさかあの人とあの人が、ピーーーだったとは!しかもあれっすね、生きてましたね、ピーーーさん!!頑張ってください!平次かわいそう (4月16日 15時) (レス) @page19 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - 土方さん!!函館〜! (4月15日 20時) (レス) @page37 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
roofermiho1002(プロフ) - 映画もだけど、本の方も凄いですよね。自分は映画は本で読んでいます。 (4月13日 21時) (レス) @page36 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月19日 13時