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【阿笠邸】
元太「あ〜あ、結婚式のごちそう食べたかったなぁ〜」
光彦「まさか訓練だなんて思いませんでしたよ...」
歩美「でも佐藤刑事、キレイだったよね〜!」
ホワホワっと佐藤刑事のウェディング姿を思い浮かべたコナン、光彦、元太。
そんな姿を見た灰原はクスリと笑う。
灰原「女性にとっての花嫁衣装は特別だから、江戸川君も誰かさんの花嫁姿、妄想してたみたいだし」
コナン「えっ//!?」
歩美「え!誰かさんって誰!?」
光彦「誰ですか?」
元太「小林先生か!?」
コナン「え?なんで?」
見当違いな推測に思わず冷静になったコナン。
コナン「つーか、さっきから何作ってたんだ?」
コナンは先程まで子供達が座っていた床を見る。そこには布やカチューシャ、手袋、ハサミ糸などが無属性に置かれている
光彦「ハロウィンのコスプレ衣装ですよ!」
歩美「これ着て、みんなで楽しむの!」
元太「へへっ!もちろんコナンと灰原もな!」
コナン/灰原「「はぁ!?/ エッ!?」」
灰原「ちょ、ちょっと待ってよ!」
コナン「オレはそんなの_」
ドオォォォオンッ────!!
「「「!?」」」
その時庭の方から凄まじい爆発音がして部屋が揺れた。
光彦「な、なんですか!?」
元太「庭の方だ!」
元太は真っ先に庭の方へと走り、扉を開けると同時に...
ズベッ!
元太「え?
わあああ!!」ゴロンゴロンッ
元太は巨大な穴へと転がり落ち、ボブっと穴を開けた元凶の巨大なサッカーボールにぶつかった。
コナン「なっ、なんだよ、この穴!?」
博士「あいててて...、いやぁ、スマンスマン。びっくりさせたかのぉ」
灰原「今度はいったい何をしてたの?」
博士「これじゃよ。」
駆け寄ってきた灰原と歩美にボロボロに汚れた博士はムクリと起き上がりながら、手に持っていたベルトを見せた。
歩美「これって、コナン君の持ってるボールが出るベルト?」
博士「超巨大ボールを発射できるように改良中なんだが、うまくいかなくての。もう少しで完成なんじゃ、表面の伸縮性と強度のバランスを調整すれば...」
元太「っつか、落っこちてケガするところだったじゃんかよ!」
博士「あぁ、スマンスマン。大丈夫か?」
ピロンッ、
コナン「ん?」
その時スマホから通知音が鳴った、横では「うな重食わせろ」と文句言う元太と「うなじゅけ(うなずけ)ない」と寒いギャグを言う博士。
スマホのメッセージを見たコナンは、ニヤリと笑い。
コナン「すぐ食わせてくれそうな人ならいるぜ」
「「「え?」」」
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時