【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する ３３

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【ＭＩＹＡＳＨＩＴＡ・ＰＡＲＫ】



松田に変装した高木刑事がミヤシタパークの渋谷駅に近い南街区のエントラス付近に来ていた。


風見「どうだ。不信は者はいないか？」


風見達は人通りの少ない路地に停めたワゴン車の中から、無線機でミヤシタパークにいる部下に呼びかける。

移動販売を装ったワゴンはバックドアが開いていてカーテンが掛かっている、車内には目暮警部、佐藤刑事、白鳥警部、そしてカーテンからその様子を覗き込むコナンと汀紗


《いえ今の所は何も》

風見「気を抜くなよ、どんな相手で何人いるのかもわからない」

《了解しました。》


目暮警部や佐藤刑事が心配そうにモニターを見つめる中、


『...あぁ、そういう事かよ』


コナン「え?」


コナンの隣でスマホを弄っていた汀紗が深刻そうな顔を浮かべた。


コナン「どうした？」

『おかしいだろ？犯人はなんでこんな人が多い所に呼び出した？？』

コナン「嗚呼...?」

『それで今渉刑事がいる周辺で何かあるんじゃないかって調べたら、ほらよ』

コナンに汀紗はスマホ画面を見せる。


コナン「！コレは、！」



《トリックアトリート！トリックアトリート！》



「『！/...。』」


その時モニターの方から声が聞こえた、見ると画面の端から黒のマントにジャックオランタンの被り物をした集団がぞろぞろ歩いてくる。

さらには別の監視カメラ画面からも同じ格好をした集団が現れた。そして「トリックアトリート！トリックアトリート！」と叫びながら持っていてカゴからお菓子をばら撒いている。


『行くぞ小僧！！』


コナン「嗚呼！」


汀紗とコナンはいち早くワゴン車から高木刑事の元へと走ったが、ワゴン車の中に乗っていた佐藤刑事達はいきなりの状況に困惑する。


風見「なんだ？」

佐藤「ハロウィンのイベント？？」

目暮「ハロウィンのイベントだと！？聞いてないぞ！」

風見「早くやめさせろ！」

 

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