【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する３３ (ページ48)

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風見「今日の雑居ビルの爆破事件だが、それにもПламяが使う特殊爆弾が使用された可能性が高いとの事だ。」

佐藤「コナン君達がやってきたのは、Пламяにとっても予想外の事だった。本当はそこで村中夫妻を...」

目暮「アイツの結婚式には脅迫状がきていた。やはり、Пламяの狙いは村中夫妻...」

椅子に座り、頭を垂れた目暮警部に高木刑事が訊く。

高木「ただ、外国人焼死事件や千葉の拉致がどう関わってくるのか、まだ分かりません」

コナン「それに、Пламяはフルヤって人の消息をしってるくらいだから...」

演壇に立つ風見はコナンをじっと見詰めた。

その頭上には監視カメラがある、、。

コナン「ねぇ、今フルヤって人の同期の内4人は訳あって公安の所にいるんだよね？松田刑事と萩原刑事と伊達刑事

それともう1人は諸伏.....」

最後の人物、“諸伏”という聞いたことのない名前に佐藤刑事と高木刑事は首を傾げる。

演壇の所で汀紗は息を殺しながら、静かに顔を疼くめて口元を噛み締めた。

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監視カメラの映像と音声は地下シェルターに隔離された降谷の元にリアルタイムで届いていた。降谷はガラス越しに４人は置かれたノートパソコンを降谷に見える様に覗き込み映像を見ている。

コナン《──それともう1人は諸伏.....》

降谷「.....。」

諸伏「汀紗...やっぱり一人にさせない方が良かったって」

カメラの映像の端に見えた蹲る汀紗の姿に、諸伏と降谷は拳を強く握り締める。汀紗にとってその話題が一番地雷だと本人から聞いていた為、複雑な感情が混じりあった.....。

風見「申し訳ないが、それ以上の詮索は控えて貰いたい」

佐藤「相変わらず秘密主義なのね」

風見「これだけは言える。今回の事件とは無関係だ」

佐藤「それを信じろと？」

『っ.....、』

風見「...。」

演壇の所で組んでいた腕に力が入った汀紗を、見た風見は不満気味な佐藤刑事に言葉を返そうとしたが、先に目暮警部が椅子から立ち上がり口を開いた。

目暮「まぁ待て。今は千葉君の救出が最優先だ、高木君はこの爆弾の解体方法を頭に叩き込んでおけ、解析はしているんだよな？」

風見「.....すぐ資料を用意する。」

目暮警部に視線を移して、頷いた。