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風見の車で渋谷警察署に向かう汀紗と風見。
風見は捜査一課に捜査協力の申し出をだしている、その横で助手席に座る汀紗はコナンに電話を掛けてた。
コナン《汀紗!!》
『悪ぃ、いきなり警察署出て行っちまって』
コナン《...いや、今どこに居る?》
『一課に捜査協力出したから今ソッチに戻ってる。』
コナン《分かった。あと松田刑事達は?》
『相も変わらずあのシェルターだよ。私が行くなって言ったからな、』
コナン《そうか...。それで今大変な事になってて》
それに汀紗は目を細めて、話を聞き入った。
コナン《高木刑事が松田刑事に扮して千葉刑事を助けに行くって》
『あーあ、それじゃあ陣平達地下に置いて来た意味ねーじゃねぇか。渉刑事のアホめぇ〜』
コナン《それが半分...目的だったんだろう。》
『まぁ、心配するならいざとなったら助ける』
汀紗の考えに電話越しにコナンは、深くため息をついた後訪ねてきた。
コナン《それと警視庁前で爆死した外国人いただろ?》
『ああ、陣平に逢いたがってたロシア人だろ?』
コナン《そう。その人、メモを持ってたんだ。松田刑事に渡したい大切なメモって言ってたらしいんだけど...、そのメモの一部が現場から見つかったからメールでそっちに送る》
『おk あとは警察署でだ』
そこで電話は切れた。
送られてきたメールを開くとそこには焦げたメモの写真が添付されていた。メモに書かれたいたものは“¥マーク”...
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【渋谷中央警察 公安地下施設】
ここは公安の会議室で、広々とした円形の部屋に大きなスクリーンがありそれを囲む様に階段状の円座と机が並んでいる。
風見「そこで聞くのか?」
『隠すより現る!』
演壇の傍に身をかがめて潜んだ汀紗、そのとき部屋の扉が開かれて佐藤刑事達がやって来た。
瞬間...自分の目から汀紗の姿は見えるのに気配が完全に消えて、相変わらずの能力の高さに風見は小さく肩を竦めて感心した。
佐藤「それで、こんな所に集めてどうしようっていうの?」
風見「情報交換だ。」
すぐに目線を佐藤刑事達に移して、それだけ応えた。
佐藤「へぇ、フルヤという男には会わせてくれるの?」
風見「それはできない。彼は今隔離された施設にいる。首に爆弾をつけられているので」
「「「えっ!?」」」
ピッ、
そこで風見が部屋の照明がをリモコンで消して、大きなスクリーン画面に一人の男のマグショットが映し出された。
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時