【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する３３ (ページ45)

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風見「.....これからどうしますか？」

降谷にそう問い掛けた風見を横目に、汀紗は4人に告げる

『あ、お前らは待機』

松田「ァﾞ？」

萩原「ちょっとちょっと、向こうからじんぺーちゃんもお呼ばれしてるんだよ？それをまさか汀紗ちゃん一人で行くつもり？？」

諸伏「そんな、嫌だ...。それだけは絶対に、置いていかないで汀紗...」

伊達「...お前ら、汀紗が心配な気持ちは分かるが、少しは汀紗の言う事も聞いてやったらどうだ？？」

『ゼロ。』

そう言う4人を一瞥して、汀紗は降谷を見やる。

降谷《...風見、一課と協力して拉致された刑事を無事取り戻すんだ。我々の持っている情報は全て開示してくれて構わない、汀紗は引き続きコナン君と行動を共にしてくれ》

風見「わかりました。」

『おう』

松田「っ、オイ！ゼロ！！！」

降谷《僕が汀紗の心配をしてないとでも？》

松田「！」

諸伏「それは...っ、」

萩原「ゼロ...」

降谷《.....フッ、本音を言うとな？汀紗のことを片時も離したくないんだ。あばよくば家に軟禁して閉じ込めたい...》

前触れも無くそう言った降谷に、静寂な時間が流れた。

『あ、あはははははっ！おもしれぇこと言うじゃねぇかゼロ！いい加減そのヤンデレキャラ卒業したらどうだ？そこにいる4人も...さっ？ね？？』

「「「「「.....。」」」」」

『うわぁ〜んっ！！！かじゃみしゃぁ〜んっ...!!』

風見「...。」

何も言わない5人に恐怖を覚え、汀紗はそばに居た風見に縋るように引っ付いた。それに風見は目を瞑り、縋り付いてきた汀紗の肩に手をポンっと置いた。

降谷《フッ、冗談じゃないが汀紗の力を信じて、ここで待とうじゃないか。ここまで僕らを食い止める汀紗も初めてだろう？だからこそだ。

きっと貴重な機会は来るー。》

松田「.....ﾁｯ、かったよ。」

萩原「...あぁ。」

諸伏「汀紗、怪我しないでよ？」

伊達「気ィつけろよ！」

『.....うん。』

風見「行こう汀紗ちゃん」

地下シェルターのエスカレーターへと入っていった2人、その背中を降谷達は見送り。

降谷(とりあえず此方も手を尽くした。)

さぁ、君はどう動く─────？

降谷はあの小さな背中を見定める様に、目を細めた。