【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する３３ (ページ41)

今日:19 hit、昨日:154 hit、合計:13,226 hit

1640 ページ41

ﾊﾞｷﾝｯ、！！

コナン「ッわぁ！！！」

同時にパイプが折れ真っ逆さまに落ちたコナンをキャッチし抱きかかえ、汀紗は空中で一回転をして体制を整え地面に砂埃を上げて着地した。

ｽﾞｻﾞｻﾞｯ、！

『シッ！！』

コナン「っ...!」

灰原「江戸川君！汀紗さん！！」

歩美「コナンくーん！！！」

元太「ネーチャン！！」

子供達は布を手放し2人に駆け寄る。

『怪我は？』

コナン「な、無い。汀紗は？」

『大丈夫』

コナン「フッ、ありがとな」

『嗚呼。少年探偵団の皆も私の無茶ぶりに応じてくれてありがとな』

光彦「いえいえ！」

歩美「汀紗お姉さんカッコよかった！」

元太「コナンもネーチャンも助かってよかったぜ！！」

ｶﾞﾁｬﾝｯ!!

元太「うぉわ！！」

互いにお礼言った時、燃えた瓦礫が上から落ちてきた。そして火の粉も降り掛かる。

灰原「早く逃げるわよ！」

光彦「はい！」

コナンも汀紗の腕の中から下りて、転がっていた電気ポットを掴み、一同はビルから離れた。

──────────────────────────

通報を受けた消防車がすぐに駆け付け、放水作業を始めた。普段人通りの少ない通りには大勢の野次馬が集まり、規制線が貼られていた。

元太「あ、危なかった...」

光彦「間一髪でしたね.....」

歩美「コナン君！よかった！」ｷﾞｭｯ!

コナン「おっ、」

『はぁぁぁぁ〜〜〜、、、』

一方汀紗の目線の先には炎のチリが燃え移り、燃え始めていたが先程放水作業で消されプスプスに焦げた黒いロングコート。

(買ったばかりの一張羅...) ｶﾞｸｯ､

灰原「そんなに高いやつじゃなければ買ってあげる事も出来るわよ。この件の恩返しって意味で、」

『哀さん神ですね...』

それぞれ安堵の息が流れ始めた時、

蘭「コナン君！汀紗！みんな！！」

警官に偵察手帳を見せている目暮警部から許可を貰い、汀紗達の元に駆け寄ってきた蘭。

コナン「蘭姉ちゃん！」

蘭「怪我はない！？みんな無事！？」

コナン「うん、なんとかね。」

横では子供達と目暮警部達が事情聴取を受けていた。

かなり焦りの声を上げている子供達に高木刑事は少し対応に苦戦しているよう、その時ある人物が規制線をくぐり抜けて中に入って来た。