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元太「なんだ!?」
光彦「何か落ちましたよ!」
向かうとそこには何やら焦っている子供達の姿、その隣には大きな布とその布に包まれている電気ポット。
『お前ら!!』
歩美「え?あれ??汀紗お姉さん??」
元太「なんでいんだ?」
『説明はあと!哀ちゃん簡潔に、』
灰原「このビルの6階に爆弾が仕掛けられていて、江戸川君が今6階の階に閉じ込められてしまって脱出困難な状況...爆発まで2分もないの!!」
『なッ...、クソっ、!江戸川!!!』
すると、6階の窓から顔を出してきたコナン。同時に上着を外に投げた、汀紗はそれを反射的にキャッチして受け取る
『コナン!!』
コナン「汀紗!?.....あぁ、なんでもいい!!みんな!協力してくれ!!」
『!そういう事か!お前らその布広げろ!』
光彦「え?」
『布の四つ角を持って広げて!!クッションの代わり!!』
灰原「!みんな早く!!」
元太「なるほど、そういうことか!」
4人は布を持って四方に広がり、コナンは窓から身を乗り出しパイプに捕まった。
灰原「江戸川君!なるべく下におりてきて!その高さじゃ受け止めても助からないわ!!」
コナン「ああ!」ズルルッ...
コナンは慎重におりていく、
歩美「爆弾しちゃうよ!急いで!」
灰原「もっと早く!何をやってるの!!」
光彦「急いで下さいコナン君!」
元太「もたもた下りてんじゃねぇ!アホー!!」
コナン「わぁってるよっ!!ꐦ」
(クソっ、!2分も無いなら多分!!)
【00:00】カチッ
─────ドオォォォオンッ!!!!
「「「!!」」」
灰原「江戸川君!」
ビルの内部から眩い光が溢れ、激しい爆発音とともに窓ガラスが吹き飛んだ。
コナン「暑ッ...!!」
ギギギッ、! バキンッ!!!
コナン「!?」
すると激しく燃え上がる炎がコナンが捕まるパイプに燃え移り、炎に包まれたパイプは留め具ごと外壁から外れてどんどん傾いていく。
バキッ、!バキッ────、!
コナン「うわあああ!!」
元太「コナーン!!!」
歩美「どうしよ!どうしよ!!」
ザッ─────!!
『4人共布を自分の方向に強く引っ張って!!』
光彦「え!?」
灰原「早く!!」グッ!!
4人は言われるがまま布を自分の方向に引っ張り、布は平面の様に伸びた。汀紗は重力の負担になる黒いロングコートを脱いで走り出す。
ダンッ!!!
歩美「わっ!」
光彦「ぐっ...!」
平面に伸びた布の上に乗り、そのまま大ジャンプをした。
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時