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降谷《敵は想像以上に危険で手強い。君にも知ってもらいたくてね、僕はこの通り身動きが取れない。
健闘を祈る─────。》
そこで再びコナンの視界は真っ黒になった。
5人と汀紗はコナンが公安の部下に連れられこの場から去って行くのを見送り、松田は壁に掛けてある電話機を勢いよく取った。
松田「で?聞きてぇ事があるんだよゼロ。なんで汀紗はあのボウズと行動を共にして良くて、俺達4人はお前と一緒にここに居なきゃなんねぇんだ?」
萩原「そうそう。汀紗ちゃんとボウズだけにこの件を任せるつもり?」
降谷《そう僕も汀紗に言ったんだよ。》
諸伏「?言った??」
伊達「どういう事だ汀紗。」
5人の視線は汀紗に集まる、それに目を伏せた汀紗。
『...私情ですね。今まであんた達は生きて色んな事件に関わってきたけど、今回ばかりはちょいと待機してもらいたいんですよ』
松田「あ?それだけの理由でここを出るなってか?お前とボウズが犯人を見つけるまで待っててってか??」
『.....言っちゃえばそ_』
ーダンッ!!!
『.....。』
言葉を最後まで言い終える前に、汀紗は松田に柱に強く叩き付けられた。その衝撃に顔色一つ帰ることなく汀紗は続ける。
『お兄さん人が話してる途中で、こんな横暴に遮るのはよくないよ』
松田「それはこっちのセリフだ。そんなんでここにいる奴らが「はい。わかりました」って納得すると思ってんのか?」
俯く松田の前に汀紗は軽く頷く。
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時