1630 ページ31
降谷「.....。」
降谷も非常階段の屋根から屋上に上がり、警戒しながら塔屋に近づいて行き、壁に添いながら拳銃を構える。
その時、
「...。」
ペストマスクの人物が降谷の背後を取った。
と同時にその気配に気付いていた降谷もペストマスクの人物の方に銃口を向けた時__
ヒュッ─────!!
降谷「!!」
ペストマスクの人物が何かを降谷に向けて投げて来た。
降谷(手榴弾....!?)
降谷はそれを咄嗟に手に掴み、体を回転させながら投げ返す。
その瞬間...
ドォォォオンッ───!!!!
手榴弾が爆発した。
──────────────────────────
伊達は爆弾のある部屋に戻ると、松田と萩原が協力しながら爆弾を解体していた。
松田「まだ逃げてるだって?」
伊達「仲間がいるかもしれんしな」
萩原「それは無いんじゃない?」
伊達「え?」
松田「いたら俺を殺そうと戻ってこねぇだろ」
伊達「そ、そうだな。」
松田「フッ、班長 ガム持ってねぇか?噛むと集中出来る」
伊達「...どいつもこいつも、もう班長じゃねぇんだがな」
苦笑いしながら、ポケットから取り出したガムを松田に投げようどした時、、
ドォォォオンッ───!!!!
「「「!?」」」
激しい爆発音と同時にビルが揺れた。
ゴ ︎︎ォ ︎︎ォ ︎︎ォ ︎︎ォ . . .
降谷「ぅぁッ...」ズルッ、、
爆風を喰らい降谷は塔屋の壁に吹き飛ばされ、頭を打った様子でその場にズルリと倒れ込んだ。
「.....。」
ガチャー。
ペストマスクの人物は床に転がった降谷の拳銃を手に取り降谷に銃口を向けた。
降谷「....っぅ.....」
グッ...
トリガーを絞っていく。
それを見た降谷は死を覚悟し目をつぶった。
23人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時