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〜3年前〜.
3年前の11月6日、渋谷の小さな喫茶店で松田より先に集まった4人...。
コツッ、
萩原「おっ、来た来た」
降谷「やれやれ...」
伊達「遅刻だぞ。」
諸伏「来ないかと思ったよ、松田」
松田「悪ぃ、悪ぃ、事件事件で抜け出せなくてよ」
降谷「捜一に移ったんだってな。居心地はどうだ?」
松田「まぁまぁってとこかねぇ」
松田は諸伏の隣に座り、店員にコーヒーを頼んだ。
伊達「俺も来月から警視庁に配属が決まったから、下手打って追い出されないでくれよ先輩!」
松田「バーカ、刑事としてはお前の方が先輩だろうがよ。
それにまだ、萩原の仇...果たせてねェんだからよー。」
萩原「やだ陣平ちゃんカッコイイ惚れちゃうな〜。」
松田「きめぇから辞めろ」
萩原のからかいに笑みを浮かべて、松田はコーヒーを啜った。
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降谷《その次の日に、あんなことが起こるなんてね...》
『それを救った汀紗ちゃん最高にカッコよくない?』
顔を俯いていた降谷に向けて、ウィンクと指パッチンをした汀紗。それに降谷は顔を上げてふわりと優しく微笑んだ
降谷《嗚呼、汀紗は僕らのヒーローだよ》
『っ.....な、なんだよ...。急に、照れるじゃねーか...』
松田「たくっ、永遠とお前の照れるタイミングが理解できねーよ」
『そんなタイミングは時の流れに身をまかせろ』
漫才の様な会話をする相変わらずの光景にコナンは笑みを浮かべて、降谷に問い掛ける。
コナン「それだけじゃないよね?」
降谷《ん?》
コナン「その後に何かあったんじゃない?爆弾に関係する事件が、」
降谷《どうしてそう思うんだい?》
コナン「ちょっと調べたんだ。3年前に集まっていたカフェの近くだったよね、渋谷の雑居ビルでガス漏れ騒ぎがあったって」
伊達「お前ホントすげぇな」
萩原「ねぇ〜。末恐ろしいボウズとはこの事よ」
降谷《フッ...君の推測通りさ、あの日____》
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時