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コナン「.....。松田刑事ってこの紙の名刺いつ貰ったの?」
松田「あぁ〜...名刺貰ったのは捜査一課に入って1週間ぐらいだったか?
いつどこでこの被害者に名刺渡したんだ俺...」
う〜ん...と過去の記憶を思い出す様に考え込む松田、その少し先では未だに野次馬が集まる。
そんな中、外国人女性がひっそりと立っていたその頬には一筋の涙が流れ、そのまま静かにその場を立ち去って行った。
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現場検証が終わり、証拠品は警視庁のエントランスの隅に並べられた。焼け焦げた証拠品をぐるりと刑事達が囲む、
一方コナンは柱の陰に潜んでこっそり盗み聞きをしていた
目暮「...ということで、被害者の身元は不明。子供達の証言をもとに似顔絵を作らせてはいるが...」
千葉「被害者が落としたメモも見てないんですよね?」
目暮「あの燃え方だと、メモも焼失した可能性が高いだろうなぁ。今のことろ手掛かりは...」
松田「俺の名刺ってわけか...。」
松田は透明袋に入った自分の名刺をじっと見詰める。
白鳥「しかし、いくらなんでもこれだけでは...」
伊達「何か覚えている事は松田?」
松田「...ん〜。焼死した仏さんロシア語喋ってたんだろ?なら...一課入って1週間ぐらいの頃になんか....あ〜っ!クソ思い出せねぇっ!!」
その時、分厚いファイルを抱えて小走りしてきた高木刑事と佐藤刑事。
高木「お待たせしました!」
佐藤「一応、当時の日報を持ってきました。」
松田「よし。オイ佐藤、聞き込みは他の奴らに任せて、俺と一緒に調べんぞ!俺が一課に入って1週間辺りの所を重点的にな!」
佐藤「えぇ!」
分厚い日報を手にした佐藤刑事と松田は、二人で会議室に向かいドアを開けて部屋に入る。
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sz , - キールにも正体明かしていい気がする .. (3月16日 1時) (レス) id: 85bce2a159 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月16日 0時