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翌日──。
萩原「──ふ〜ん。そういう訳ね」
秀吉さんと事件の内容を車の中で萩に話した。今日も学校帰りに萩が迎えに来てくれた、昨日は夜勤明けだったらしく今日一日非番.....いや、休めよ。たくっ、
萩原「っていうか、妹だけじゃ飽き足らず次男までいたのあのFBI捜査課.....?」
『嗚呼。まっ、なんで苗字が違うのかは内密』
萩原「え〜、一番気になる所なのに...だって“羽田”ってあのプロ棋士だった羽田浩司の__」
ガッ!!
萩原「ッカハ.....!」
『それ以上余計なことに首突っ込むなら』
萩原「ッく、わ、わかった...! もう言わないッ...!!」
『.....。』
スッ…と首を掴んでいた手を離して、座っている助手席から窓の外に目を移す。その案件だけはダメだ...。萩を...萩原達を嫌でも、傷付けてでも止める、、死ぬよりはマシだ
だから“RUM”なんて存在には勘づくなよ.....?
『.....ごめん...』
そう呟いた後、車内は無言の空気に包まれその空気を変えたのは、私のスマホから聞こえてきた着信音だった。電話の相手は.....コナン君だ。
『どうした、秀吉が家に帰ってないのか?』
コナン《.....。現状分かってんのなら、俺ん家の方で赤井さんと合流してくれ。オレも後から行く》
『了解』
ブツッ、
『萩〜。工藤邸にレッツゴー』
萩原「.....フッ、了解。汀紗ちゃん」
ポンッと頭を萩に撫でられ、車は走る方向を変えた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月15日 17時