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『1回、背後から槍で殴られた時はまだ生きあったんだろうね。でもそのあと偶然博士が現れて、犯人はこの和室のどっかに隠れてて、博士が去って行った後に再び槍で背中をグサリ.....博士、この場で大声上げれば間に合ったぞ』
博士「た、確かに！スマホ取りに行っとらなければ...」
バツが悪い表情を浮かべた博士。
まぁまぁこれ以上は責めやせんよ、犯人が悪いし！結果的に言うと容疑者は３人...恐らく、椎黒盆が目的でしょう。３枚のうち1枚はモノホンなんだから金に目が眩んだ結果という所なのか、、、。
目暮「では1人ずつ伺いましょうか？名前と職業...犯行時刻の午後2時頃どこで何をしていたのかを、では先ず貴方から」
遠島「あ、は、はい...。」
1人目は会社員の遠島基之さん。
椎黒盆は去年亡くなった祖父の倉から見つけて、TVの番組を見て鑑定を依頼したとのこと。犯行当時は西津さんに応接間で待っていてくれとのことで、待機していたが1度トイレにたった所でコナン君達がドタバタし始めたと言う。
蝶野「一千万じゃぞ！？一千万！！私はあの盆を20年前に一千万で買ったんじゃ！私のが本物に決まっとろーが！」
高木「い、いやその前にお名前と職業を...(汗)」
2人目は元不動産会社社長の蝶野欽治さん。
しばらくは応接間に居たらしいが、じっとしているのは性に合わないと言い、書斎で古美術の書物を読み漁っていたらコナン君達がドタバタし始めたという。
坂巻「私は古糸美術館の館長を務める坂巻鈴江と申します。」
3人目は美術館館長の坂巻鈴江さん。
館をリニューアルするらしく、価値がどれぐらいなのかによって目玉作品にしようと美術品の一つである椎黒盆を鑑定依頼したそう。彼女だけはずっと1人で応接間にいたらしい、最初の方は家政婦さん達と一緒にいたらしいが...
最初の方にいた家政婦さん達は買い物をしに行っていたそうで、他にこの家には息子と夫婦がいるそうだが今は旅行中で留守にしているとの事、、。
世良「つまり、午後2時頃自由に動けたあんたら3人なら...西津さんを槍で刺殺することは出来たってわけだな！槍なら柄が長いから、殴ったり刺したりしても返り血は付きにくいだろうしね」
『でも犯人すぐ分かるんじゃね？博士が事件当時被害者の傍に1枚だけ椎黒盆があったみたいだし、』
コナン「うん。だから犯人は本物の椎黒盆を自分の箱の中に入れただろうから」
灰原「そうね。あの3つの箱の中の盆を別の鑑定士に調べさせてもらえれば、誰が犯人かは明々白々...」
世良「やっぱアダルトだねぇ。」
え？エ ッチってこと？？？((殴
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月14日 16時
