【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する３０ (ページ30)

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阿笠邸の扉の前までやって来た。

昴がインターホンを数回押した所で扉が重苦しそうに開き、コナン君が出迎えてくれた。

コナン「す、昴さん！？汀紗姉ちゃん！？」

昴「知り合いからチェリーをたくさん頂いたので、お裾分けに」

(赤井秀一が持ってんの想像できねぇ〜)

コナン「そ、それより門の所に誰かいなかった？」

昴「ええ、いましたよ。バイクのメットを被った女の子が」

昴と私の背から顔を出して、メットを取り外した世良。

世良「あれ〜？コナン君！？なんでいるんだ！？」

コナン「け、今朝早くに用事があって来たんだ...！」

昴「そういえば例の骨董品の鑑定結果は？」

『骨董品？』

博士「丁度、今からそれを聞きに行く所じゃよ」

昴の質問に博士が答えて、私の疑問には博士の背に隠れながら哀ちゃんが「あれよ」と指差しして答えてくれた。

灰原「前からインテリアとして飾られてた古い木の板があるでしょ？あの中に年代物の小皿が入っていたのが最近分かって、鑑定を博士の知り合いに依頼したの」

『なーる。』

博士「ついでに面白い鑑定物を見せてくれると言っておってのォ！中国の椎黒盆というのを知っておるか？木胎に黒漆と朱漆を何層にも塗り重ね表面を黒漆塗りし、これに模様を彫刻した漆芸品じゃよ！」

コナン「あぁ、この前TVの鑑定番組で出てたお盆だろ？確か一億円の値がついてたな」

世良「い、一億円っ!?」

『.....そこそこまぁまぁな値段だね』

コナン「汀紗姉ちゃんにとっては安い方でしょ」

『そこそこまぁまぁね』

世良「え！？安い方なのか！？」

『うちの家族金持ってるから』

世良「海外出張が多い人達だっけ...?」

『おん。まぁ、今日の夜に会うんだけどね』

コナン/昴「「...!」」

うへっ。ちゃんと会う事報告した偉い私！

ゼロに言うタイミング無い！バレたらまた怒られるww