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『お、着いたぜ』
コナン「嗚呼。コッチも奴の羽が見えたよ」
追跡眼鏡越しに目を細めたコナン。
映像の方は、素早い動きで廊下を駆けていく。
キッド《楽勝♪》
『次のセリフで赤外線』
キッド《え?__うぉっと!!》
壁を蹴って赤外線センサーを避けたキッド。
キッド《もっと早く言えよ!!》
『はいそこ左』
キッド《あぁもう!!》
文句全開でありながらも、どんどん進むキッド。
コナン「警備が甘過ぎないか?」
『誘い込まれてんだろ。レオンは読んでたんだ、今晩辺りにでもキッドは自宅に宝石を求めてやって来るって』
地下に降りたキッドは、降りていたエレベーターの天井のハッチを開けていた。それを目流しにコナンは呟いた。
コナン「いいのかそれを本人に言わねーで」
『この程度で死ぬなら、切り捨てるまでだ』
コナン「キッド案件のくせに公安並みに手厳しいじゃねーか。まっヤツの能力を信用してるからこその発言なんだろうけどよ...、」
『相手はチャカ所持集団だからな、舐めちゃイカン』
腕を曲げて頬杖を付く。エレベーターの中で逆さまにぶら下がったキッドは、金庫室の扉に向かってワイヤー銃を撃ち...先端が金庫に引っかかり、ワイヤーを引っ張って一気に金庫室の前に移動した。
次に私が作ったレオンの指紋がプリントされた手袋を嵌め指紋認証をクリア、キーパッドに番号を打ち込むと金庫の扉が開いた.....。
キッド《簡単すぎ...か?》
金庫室の中に足を踏み入れながら、ライトを照らす。
天井の方を照らし上げると壁にあるボックスの一つがぼんやりと光た。アレの中にサファイヤが、、、。
《待っていたよ》
インカム越しに聞こえてきた声に目を細める、金庫室の中心にある太い鉄柱の影から姿を現したのはレオン.....。
レオン《怪盗キッド。ここまで入り込むとは、流石だね》
キッド《...》
レオン《申し訳ないが宝石を渡すわけにはいかないんだ。ジョンハン・チェンに賠償金など払いたくないからね》
キッド《.....フッ、そんなお宝を盗み出すのがオレの仕事さそして盗むのが難しければ、難しいほどオレは...
燃えるタチでね!!》
キッドは振り返り、トランプ銃を2発放った。
背後にいたのはジャマルッディン。放たれた1枚のトランプを蹴散らし、もう1枚を口でキャッチした。
『キッド後ろ』
キッド《え?》
《バチイィイッ...!!!》
キッド《が、は...っ!》
レオンが懐から銃を出しているのが、画面の隅に見えた為声を掛けたが遅かった...喰らった、画面真っ暗になった。
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レオ @スランプ気味(プロフ) - MNさん» 自分暗号の解き方ちょっと間違ってました、スマホの⌨️でやってました笑 (5月8日 0時) (レス) id: 36e15b9c0e (このIDを非表示/違反報告)
MN(プロフ) - レオさん» コメントありがとうございます!確認しましたが、85のままで合ってます。86は*ですね。細かい所まで見て頂きありがとございます!! (5月6日 23時) (レス) id: a9073d184b (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - 初コメ失礼します、1360ページの高明の返信【32 85 13 42】じゃなくて【32 86 13 42】じゃないですか?もし違ったらすみません。 (5月6日 22時) (レス) @page11 id: 7a46de18a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月12日 20時