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『おまた〜！！！』
服部「おまたやない！思いっきり遅刻や!!」
『うるせぇ、うつつ抜かしてる奴に怒る権利ねーから代わりに遅刻してすみませんって、コナン君に謝ります。あと遅れた理由は、唯です。残業になっちゃったって！来れるかどうかは五分五分だとぉ』
コナン(残業ねぇ.....。)
蘭「良かった。メール送ったのに何も返信来なくて、ちょっと心配だったんだよ？」
『え？.....あ、ほんまや』
スマホを開くと、蘭からメールが3件来てた。
とりま、わしも来てメンバーは勢揃いで来たのでほぼ二の次になってるコンクパールの方へと、話を移します！！
例のコンクパールの前にやって来たんですけど、、。
蘭「こ、これって...！」
毛利「氷！？」
目の前にある物に目を瞬かせる一行。世界最大級のピンク色の宝石は、氷の中に埋め込まれていた。
毛利「氷の中に入れたのか！？」
コナン「なるほど」
服部「これやったら、全方向から涼やかに見れるわな」
したり顔で笑うコナン君と、うつつ抜かし野郎。氷の柱はざっと見ても5メートル近くはある.....。
それでも怪訝そうに、氷柱を見上げる中森警部。
中森「しかし所詮氷...。熱を加えりゃ溶けちまうし、ドリルを使えば穴も開くし」
次郎吉「その心配には及ばんよ。これだけの氷を溶かすには、ガスバーナーを使ったとしても時間がかかるし、ドリルで穴を開けたとしても宝石に傷をつけずに取り出すのは不可能じゃ。
しかも、この宝石の展示スペースだけ硬質ガラスで囲んで室温を他の部屋より下げてある。これなら氷は溶けにくいし...警備はガラスの外じゃから、さほど威圧感を感じることなく宝石を鑑賞できるという寸法じゃわい」
『ふーん。』
次郎吉爺さんの説明に感心しながら、ちらりと警備をしている機動隊員の人達を見やる。そんな私をじっと見てきたコナン君
『Shh...♡』
コナン「...」ﾑｽｯ
服部「けどジイさん、上手いこと考えたのぉ」
次郎吉「ワシの知恵ではないわ! これは今日もわざわざ助っ人に来て頂いた...」
ｺﾂｯ、ｺﾂｯ、、。
次郎吉「長野県警捜査一課、諸伏高明警部の考えた良計じゃよ！」
靴音を響かせて展示会場に入ってきた諸伏警部ー、、。
高明「私は氷を使えば来場した方々も爽涼な気分が味わえると申したまで...まぁ思い立ったのなら、早く行動に移した方が賢明だと助言しましたが「兵は神速を貴ぶ」とね」
毛利「シンソク？」
蘭「三国志の武将の名言よ！」
再び、三国志オタクランネーチャン降臨()
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月11日 22時
