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路肩に停められた車から降りて、目と鼻の先に見えるドーム型の建物を見上げる。横で萩原は松田達にメールを送っていた。
『昴はもう帰っていいよ。色々ありがとね』
昴「いいのか?帰りは?」
『これ以上、萩がアンタに借り作りたくないってよ』
萩原「大正解♡」
懐からガチャリと銃を取り出して、備える。
萩原「え?それは流石にやり過ぎじゃない??」
『文句があるなら、テメェから殺す迄だ』
萩原「フッ、汀紗に殺されるのなら...本望だよー。」
運転席からこちらを見据える昴の視線を、背中に感じながら私と萩原は走ってプラネタリウムに足を踏み入れた。
途中で千葉刑事と鉢合わせた。
千葉「汀紗さん!萩原さん!」
千葉刑事のスマホに三池ちゃんからの例のキラキラ星の着信があったとコナンが知っていたから、一緒にいたんでしょうね。
千葉「コナン君が、先に中に!」
萩原「えぇ...!? たくっ、あのボウズは...」
相変わらずのコナン君に、肩を竦めた萩。そのまま足音を殺して、プラネタリウムの館内に入ると歌声が響いてきた
「キーラキーラひーかーる♪おーそーらーのー星ーよ♪」
萩原「じんぺーちゃんと良い勝負」
『同時に両方をdisる高度テクすな』
千葉「松田さんも、音痴なんですね...(汗)」
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 22時