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微かな衝突音が耳に響き、私とコナンは閉じていた目をそっと開ける。車はモノレールの側面を片輪で走っていた...
降谷「ここだ!」
ゼロはハンドルをきり、車は再び宙に浮き、下にあった別のモノレールの線路に着地した。
後ろからは別のモノレールが迫ってきている...
線路の壁面に車体がぶつかり火花を上げながら、ゼロはコントロールを取り戻し、車はまっすぐ走り出して後ろに迫るモノレールを離していく──。
コナン「し、死ぬかと思った...」
『...............』
コナン「え、汀紗 生きてる?」
『カッコよすぎ.....』
降谷「...。だから、オタク心は後にしろって」
『照れ隠しは流行らねーぜ』
うるさい、と言いながらゼロはコナンに目を向けた。
降谷「で、どうする?」
コナン「えっと...、この建築中のビルに向かって!」
スマホを操作したコナン。その画面には上空からのエッジ・オブ・オーシャンの写真があり、爆破された国際会議場の脇にクレーンのついた建築中のビルがあった。
降谷「よし!」
それに、ゼロは頷き車を急がせた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 22時