検索窓
今日:96 hit、昨日:206 hit、合計:18,265 hit

1337 ページ38

 


酔っぱらい共を速攻であしらった昴。そこで萩の拘束が解かれたので今通りかかった風に、私は姿を現した。

萩も後ろから着いてきた。


『あれ?由美たん??』


由美「あ、汀紗ちゃん 萩原君も」


『何かあったの??』

由美「ええ!タチの悪い酔っ払いに絡まれたの!!」

萩原「え?マジで?大丈夫だった??」

由美「平気平気!この人が、止めてくれたから」

昴「お騒がせしました」

回収した酒瓶片手に、昴は由美たんに頭を下げる。

由美「いやいや!こっちこそなんかありがとう。それより汀紗ちゃんと萩原君はこんな時間まで何してるの?」

『デートという名の調査。そっちは何か進展あったんです??』

由美「ん〜、そうね。2人が残したメッセージは駐禁の標識にあるんじゃないかってことと...あと、八木のスマホに残されていた番号が分かったわ」

萩原「番号?」


由美「電話のダイヤル番号の画面に、“7155”って」


萩原(7155...なるほど、道路交通法第71条5の5って訳か。)


完全に、答えが一致した様子の萩原。


由美「電話番号じゃないことは確かだから、何かの暗号じゃないかって今解読中なの...」


由美たんはミニパトに乗り込んで、エンジンを入れる。

由美「じゃ、捜査の協力はありがたいけど、夜道には気を付けて!萩原君はちゃんと汀紗ちゃんのこと守るのよ?それと、そっちの彼も、さっきのお連れさんたちによろしくね。あんま飲みすぎるなって!!」


昴「わかりました」

『バイバイ由美た〜ん!』


由美「あと汀紗ちゃんはいい加減、“由美さん”って呼べ!」


と言い残して、走り去って行った由美たんのミニパト。


昴「とても警護が必要な女性には見えんがな、」

『まっ、由美たんはあれでもう大丈夫だろうね。』

昴「所で、今交通部の間で起こっている事件...2人はもう犯人が誰なのか掴んでいるのだろう?」

『..........バレてた?』

昴「彼のしたり顔でな」

『萩ポーカーフェイス皆無じゃ〜ん』

萩原「俺別に捜査官じゃ無いし!」


なんて話していると、私のスマホが振動した。

2人に断りを入れて電話に出る相手は航。その間、萩は昴に今回の事件の概要を簡単に話していた。ゼロ...あんたの同期達は案外気が合う仲だぜ、、。
 

1338【私が見てるし貴方だって見てる】→←1336



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。