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高木「そういえば、何でコナン君はここに？」
コナン「登校途中で由美さん達に会ったんだ！そこで事件の無線を聞いたから。高木刑事たちこそ、現着するの随分早かったね」
高木「ああ...たまたま近くで佐藤さんと松田さんで、張り込みをしててね。ちょうどそれを終えた所だったんだ」
コナン「ふ〜ん」
松田「おい！ボウズ、知ってっか？コイツら俺に隠れてこっそりイチャついてたんだぜ??」
コナン「え〜っ??^^」
しゃがんでコナン君の肩に腕を回して、標準声で耳打ちしてきた陣平。その言葉に渉刑事はまた頬を染めて叫んだ。
高木「ま、松田さん...！何時までそのネタ引っ張るんですか！！コナン君も、へ、変な勘違いしないでよ！！？」
コナン「別に何も言ってないよ〜」
高木刑事の前から離れていくコナン君、おもしれー男()
少しして、現場にやって来た八木警部補。三池ちゃんの証言通り、3人で昨夜カラオケに行ったと八木警部補は話し始めた。
八木「私は酔いつぶれた三池をウチまで送っていくって、橙子と店の前で別れたわ。でもあの後まさか...こんなことになるなんて.....」
佐藤「公園の公衆トイレに寄ろうとしてたみたいなんだけど、」
八木「おかしいわ。橙子はカラオケボックスから帰る直前にトイレを済ませてたはずよ」
伊達「誰かに恨まれていた...なんて線は無いか？」
航刑事の言葉に、八木警部補は心当たりがある様子。
八木「実は1週間ほど前から誰かにつけられてる気がするって、夕べ...。でもその話は結局それっきりになって」
佐藤「そう...それじゃあ、ブランコに何か心当たりない？彼女が死ぬ間際に指さしてたみたいなのよ」
八木「ブランコ...？」
八木警部補は百崎巡査部長が指をさしていたと思われるブランコの方をジッと見詰める、瞬間...サッと表情を青ざめさせた。
佐藤「何？何か思い出した？」
八木「.....。いや、思い違いかもしれないから、はっきり分かったら連絡するわ！じゃあ私、橙子のこと友達とかに言わないといけないから」
由美「八木！今日あんた非番なんだから家で大人しくしときなさいよ！」
由美たんに注意を払うように言われ、それに一言...
八木「うん。分かってるー。」
頷き、八木警部補は公園を出て行ってしまった。
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月11日 22時
