1322【捜一でフリーなのは松田のみ】 ページ23
伊達「──で、どのデートが一番楽しかったんだ？」
航との要請朝帰り、赤井さんともデートをした事を話したら不意にそんな事を言われた。一番...楽しかったって、、
『それで外された他2組はどうなる？』
伊達「どうなるんだろうなぁ^^」
『班長...最近私に対して性格悪いぞ』
伊達「それで？どれが楽しかったんだ？？」
『...............。』
ボソリと一番楽しかった相手を呟くと、「そうかァ！」なんて言いながら私の頭をわしゃわしゃと撫でてきた航。絶対私と航だけの秘密だぞ！！？他言無用だからな！？！？
『絶対デートしたヤツらには言うなよな？』
伊達「言わねーよ。嬢ちゃんが俺のせいで、ひでェ目に合わせられるのは可哀想だしな」
『.....ふん！今日、学校振替休日で休みだからラーメン奢って』
伊達「じゃあ報酬はソレだなぁ」
機嫌をあやす様に未だに航に頭を撫でられながら、朝の米花町の歩道を歩く。横断歩道が見えて来た所で何時もの小僧共集団が目に入った。
歩美「あ！汀紗お姉さんと伊達刑事だ〜！！」
伊達「おう、おはようお前ら」
「「「おはようございま〜す！」」」
『おはす、元気よねぇ子供は...』
コナン「そう言う汀紗姉ちゃんは、バイトの帰り？」
『せや。これから航にラーメン奢ってもらう』
灰原「朝から...?」
『昼になるまで寝る』
「社蓄ぅ...」なんて呆れた目で見てくるコナン君と哀ちゃんに、肩を落とす他無い。方向は同じだった為、そのまま歩いて横断歩道を渡る。
手上げて歩くとか偉いやん()
＜ﾊﾟｯﾊﾟｰｯ!
『おや？』
伊達「あのミニパトは、、」
由美「よ、ガキども」
ミニパトの助手席の窓を開けて、顔を出した由美たん。子供達は嬉しそうに、路肩に停まったミニパトへ駆け寄って行く。
由美「横断歩道を手を上げて渡るなんて、お利口じゃない」
光彦「昨日、苗子さんに交通ルールのこと聞いたので」
歩美「みんなでいっぱい調べたんだよ〜！」
元太「子供は小さくて見えづらいから、手を上げるんだよな！」
由美「へぇ、三池がねぇ」
運転席にいる三池ちゃんに、したり顔で目をやる由美たん
光彦「日本の道路標識はイギリスのものを参考にしてるんですよね！」
由美「え？えぇ、」
((交通部なのに知らないのか...。))
...今、航と内情が一致した気がしたけど、この人もこの人で当たり前のように知ってるあたり、、降谷の同期ってやっぱキモい(((((
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月11日 22時
