1310【いぬころだいぬころ】 ページ11
サミット爆発&NAZU不正アクセスから数週間が経った。
日下部検事の動機から“公安”は消えていて、東京湾に着水したはくちょうのカプセルからは、火星由来の物質が含まれていて今後の研究に加点していくとか!
数週間...当然だが唯はポアロにやって来なかったし、逆にあれだけの事態が起こったのにも関わらず、普通に透はポアロで接客していた。ドン引きした、寝てよ?マジで??
梓「あ、いらっしゃい汀紗ちゃん」
『うぃ〜す』
そして、今日も今日とて私はポアロへ訪れた。
梓「あ、汀紗ちゃん! 今日は久しぶり緑川さんいるよ!!」
『うぇ?あ、ほんまや。という訳で梓ちゃん、珈琲1つと半熟ケーキ1つ』
梓「かしこまりました」
注文してカウンター席に1人、着いていた唯の隣に座る。
『最近、顔出さなかったじゃん。忙しかったの?』
緑川「ああ、今取り組んでいた企画が成立してな...」
『そっ、お疲れ』
緑川「俺も、梓ちゃんから聞いたよ?汀紗ちゃんの方もココ最近バイト続きで殆ど顔出さなかったって」
『あ、うん。そうなんや...』
まぁ普通に想像以上にゼロシコで疲れて、時間ある時はガチで全部寝てました。ンで今日、ようやく体力も精神も元に戻ったので来ました!
そんでもって、今机の下で唯から今回の要請の報酬頂きました!ゼロから受け取りたかったのが本音だけど、しゃーねーな!!...待って、感触的にいつもの5倍入ってないか?
『ねぇ唯...』
緑川「“5”」
と手でマークを作った唯。...あげ過ぎだよバカ、、、、。
そこで、珈琲とケーキが運ばれてきた。食べます!! 美味!!
緑川「あ、そうだ。汀紗ちゃんこのあと暇?」
『ん?あぁ...まぁ、そうだな。暇よりの暇』
今日は、ポアロに寄って帰る予定でした。
あと赤井さんに来週デート出来るよ!って連絡入れました。そしたら向こうが全部デートプラン考えてくれるらしい...謎に怖いです←
緑川「なら、ちょっとだけ付き合ってくれる?」
何処に?と思いながら珈琲とケーキ食って店を後にした。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 22時