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羽場《日下部さん...。それが、私の信じた貴方の正義なんですか?》
日下部「...NAZUに不正アクセスして、変更したコードは」
日下部検事は目尻に涙を貯めて、
“ HABA_231 ”
裕也にゼロが伝える。
無事にコントロールは取り戻せた、これで...
『え、』
「『ブラックアウト!?』」
コナン/諸伏「「何っ!?」」
ゼロと私の耳に付けるインカム越しに、告げられた単語に目を開く。裕也から焦り声で報告は続き、私とゼロも流石に冷や汗が流れ始めた.....。
『大気圏突入までの5分ほどの間...その間はプラズマが発生するから通信状態が保てなくて、確実に軌道が修正出来てるかどうか分からないって...!!』
降谷「しかも、パラシュートが開かない可能性がある...!」
コナン「そんな...!」
諸伏「事態は何も変わってないぞ、!どうする!?」
このままじゃ...カプセルが警視庁に直撃する。
日下部「羽場を...羽場を早くあそこから避難させてくれ!!」
コナン「あ、!日下部検事!!」
その時、日下部検事は立ち上がりヒロを突き飛ばし走り出した。
その後を私達は追い掛ける、警視庁に入った所で、非常階段を使って屋上のヘリポートまで駆け上がった。
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屋上で日下部検事が叫ぶが、羽場さんはいない。
日下部「羽場!どこだ!?」
降谷「彼はここにはいない」
日下部「え、どういう事だ?携帯では確かに...」
諸伏「貴方が見ていたのは、合成映像です」
『お巡りさんが、これから危ないって所に人を用意すると思いで?ドローンで撮影した映像を使って、警視庁のヘリポートにいるように合成させただけだ。
大丈夫、彼は今安全な場所にいます。』
日下部「スゥー...、そうか」
安堵した表情を浮かべた日下部検事、こっちは大丈夫だな
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時