検索窓
今日:147 hit、昨日:138 hit、合計:16,667 hit

1295 ページ46

 


日下部「公安警察は正義を守るプロだ!羽場のような正義が失われちゃいけない!!」


降谷「コードを言うんだ!」


日下部検事の肩に手を置いたゼロ、だが日下部検事はそれすらも払い両手を自ら公安2人の前に差し出した。


日下部「私を逮捕すればいい!取調べでは一切を黙秘する!」



コナン「日下部検事!」



そんな日下部検事に、コナンはスマホの画面を向けた。

最後の切り札.....そう祈りながら画面に映るものに目を下ろす、そこには警視庁の屋上にいる、羽場二三一の姿が見えた。



羽場《日下部さん!》



日下部「バ...バカな、、!なんで羽場がっ、、!?」


コナン「警視庁ヘリポートのライブ映像だよ」


日下部「どういうことだ...!?」


日下部検事は動揺を隠せないままゼロとヒロを見る。


諸伏「拘置所で彼を取り調べた公安警察は、彼を自 殺した事にして、これまでの人生を放棄させた。公安検事が協力者を使っていたという事実を隠蔽する為に...そして公安検事が二度と協力者を作らぬよう、その事は貴方にも伏せられた」


『協力者たちを管理して、その身の安全を保護するのが公安警察の仕事の一部だ。

まぁ、言っちゃえばアンタには出来なかったんだよ...。』


降谷「自らした違法作業は、自らカタをつける事がな、貴方にはその力がない!公安警察がそう判断したんだ」


ゼロの言葉に、日下部検事は俯いた。


コナン「羽場さんは自分こそが裁判官になるべきだと思い込むほど、強い正義感を持っていたんだよね?だからこそ司法修習生を罷免され、行く当てのない彼を協力者にした」


羽場《そうです。日下部さんが、私を人生のどん底から救い上げてくれた....たった2年間の関係でしたが、日下部さんは“お前のおかげで公安検事として闘える”と言ってくれた。だから私は今も、こうして闘えるんですー!》


羽場さんの言葉に、日下部検事は涙を流しながら膝をついた



羽場《日下部さん、変更したコードを教えてください!》



降谷「あそこに落ちれば、羽場も無傷じゃいられない!」



日下部「っ!! 汚いぞ!これが公安警察のやり方か!?」



ゼロとヒロを睨む日下部検事。



風見《降谷さん、汀紗ちゃん、もう時間が....!》



インカムから聞こえてきた裕也の声にゼロは焦る。


降谷「チッ!早くコードを言うんだ!」


コナン「日下部検事!早く!」



日下部「っ.....、しかし..........ッ!」



『羽場さんの想いを、裏切るのか?』



日下部「え?」



私の言葉に、顔を上げた日下部検事に更に続けた羽場さん
 

1296→←1294



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。