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日下部「私のものに勝手に触れるな!!」
降谷「!」
ゼロを突き飛ばし、日下部検事は裏口へ走り出した。
コナン「待て!」ダッ!!
『チッ、何やってんだよゼロ!!あんな簡単に盗られていつものゴリラパワーはどこいったッ!?』
降谷「あ?」
諸伏「そう言うの今いいから!!」
先に日下部検事を追い掛けて行ったコナンの後を3人で追う、裏口から駐車場へ出てコナンの横を並んで走る。
コナン「あのスマホにNorを使った痕跡があるんだ!!」
降谷「まったく...!!」
コナンは視界の端に入った空き缶を拾い上げ、キック力増強シューズのダイアルを回して作動させ...
日下部検事目掛けて空き缶を蹴り飛ばした。
コナン「逃がすかよっ!!」
ドガッー!!!
空き缶は日下部に直撃し、植え込みを転がり、歩道へ落ちた...と思ったけど起きて再び逃げようとする日下部検事。
『走り方キメェ癖にしぶといな』
諸伏「...なんか、いつもの汀紗に戻ってきた?」
『おっ、そんなこと言っていいのかなぁ?』
ガッ!!
諸伏「え?」
私は横で走るヒロの腕を強く掴み、腕と脚に力を篭める。
『着地方法は自分で考えろ!!悪ぃが、ここの見せ場はヒロに譲れゼロ!!!』
降谷「え?」
『オラァ!!!』
ブンッ─────!!!
諸伏「ウソだろおい!汀紗ッ!!?」
駐車場に停められていた車の上に飛び乗ろうとしていたゼロにそう告げながら、私はヒロを逃げる日下部検事目掛けて投げた。
コナン「なんてパワー...」
降谷「久しぶりに人を物扱いする汀紗を見たよ、」
『酷い言い方!』
コナン/降谷「「酷いやり方してるお前に言われても...」」
...えへっ☆
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時