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ゴォッ──!!!!
風見《探査機から切り離されたカプセルは、隕石のように落下するだけ!つまり、大気圏突入前のわずかな時間しか軌道のコントロールが出来ません!
地上局から探査機へ送る信号は、特定のコードで暗号化されているのですが、そのコードが一致しないとメモリーの書き換えが出来ないそうです!!》
コナン「つまり、そのコードを犯人が変えたってこと!?」
降谷「ああ。NAZUに不正アクセスして探査機の軌道を変えたときに...!」
コナン「変更したコードを聞き出さないと...!」
降谷「そのために協力者になって欲しい」
ゼロはコナンに告げ、上着のポケットからコナンが裕也に仕掛けたボタン型のシール盗聴器を取り出して見せた。
降谷「こんな凄いものを開発する博士に」
コナン「何をするの...!?」
降谷「死んだ人間を、蘇らせるのさ──。」
『なるほど、羽場二三一を使うんだね。』
コナン「え、羽場さん...?どういうこと??」
『あんね〜、実は死んでないんっスよ。知ってるかい?公安って言うのは隠蔽のために死を偽装することもあるんだ。ねっヒロ!』
諸伏「嗚呼ー。
だから、頼むコナン君 阿笠博士にこう伝えてくれ──」
ヒロの言葉にコナンは戸惑いながらも時間がないと、判断してすぐに博士に連絡を入れた。私もゼロから羽場さんに連絡を入れて欲しいと言われ、電話を入れて博士の家に向かって欲しいと伝えた。
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東京地検にたどり着くと、大型の人員輸送車が停まっていて避難が始まっていた。隣に建つ警視庁は停電が起こっている。
バイクを降りて、私達は避難する人達の波に逆らって走る
降谷「NAZUはコードを送り続けているが、やはり探査機にアクセスできないようだ!」
コナン(早くコードを聞き出さねーと...っ!)
東京地検の建物の中に入り、急いで逃げる人達の中から押されながらも犯人を捜す。
そのとき─────、、、。
コツ...、、 ︎︎コツ...、、 ︎︎コツ...、
「『!』」
前方から歩いて来る彼。
周りが走って避難するなか歩きながら、スマホを片手に...
コナン(コイツが...)
(犯人...。)
私とコナンはすれ違いざまに彼の袖を掴み、引き止める...その刹那、持っていたスマホが地面に落ちた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時