【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する２６ (ページ38)

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夕方──。

雨は止み、妃法律相談所の近くの路地裏で待機しているRX-7とハーレイ...舞台は出揃った。

あとは小僧が全ての真相に辿り着くのを待つのみ、、。

『...言っとくけど、バレてるからね？アプリ』

諸伏「まぁ、コナン君だしな」

降谷「...。」

しばらく盗聴器越しにコナンの話を聞いていると、真相に辿り着き走り出した。数秒もしない内に路地裏の前をスケボーで通り抜けていったコナン。

ゼロはアクセルを踏んで、路地裏を出る。私もバイクのハンドルを握りヒロに捕まってと言いゼロの車を追った。

すぐにコナンは私らの存在に気付き、スケボーを足で停めた。

コナン「...」

降谷「僕らがくることが分かっていたようだね」

コナン「...初めに違和感に気づいたのは、あの時だよ」

コナンはポケットから赤色のスマホを取り出し、端末の画面を見せてきた。

コナン「博士に調べてもらったら、遠隔操作アプリが入ってた。アイコンが残らないタイプのね」

安室「公安が仕込んだ証拠は？」

コナン「なかったよ。さすがだね」

諸伏「どうして分かったのに、アプリを抜かなかったんだ...?」

『今から犯人に会うんしょ』

降谷「! まさか、テロの犯人が...？」

コナン「うん。動機もね。...汀紗姉ちゃん今ならもう全部言えるんでしょ？」

『まーな。動機は...お前ら公安だよ。』

その言葉に、ゼロとヒロは僅かに眉を寄せた。

コナン「事の発端は、NAZU不正アクセス事件だよ」

降谷「それは去年起きた...、っ羽場二三一か！」

諸伏「そうか! 羽場さんは去年拘置所で、自殺を...いつだっけ？」

降谷「ああ...。確か去年の、今日だったな」

コナン「え、去年の...今日って.....!?」

諸伏「嘘だろ...まさか、、」

降谷「そうか、なんてことだっ...！」

コナン「きっとまだ、犯人の復讐は終わってない！」

ーｶﾞﾁｬｯ！！

『振り落とされんなよヒロ！！』

諸伏「嗚呼！」

ヒロは再び私の腰に捕まり、コナンはすぐにスケボーのエンジンを入れ走り出し、ゼロも車でその後を追う。