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ゴォ ォ ォ オ ッ! ! !




諸伏「IOTテロ!?」


雨に打たれなが、バイクを走らせる中で現状を説明した。


『嗚呼!犯人はネットにアクセスできる電化製品を無差別に暴走させてる!恐らく...ネットの接続を切れば、暴走は止められるはずだ!!』

諸伏「じゃあ早く...!」

『あ、それは目暮警部に小僧が伝えて、やっと居てくれるから大丈夫だ』

諸伏「用意良いな!けど...何のためにこんなテロを?サミット会場の爆発も、動機も分かってないぞ?」

『まぁそれは追々だ、それよりおっちゃんは?』



諸伏「今からゼロに聞きに行く、日本橋に行ってくれ!!」



バイクのギアを上げて、指定された場所へ急いだ───。


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───────────────────


────────────



日本橋───。



バイクを路肩に止めて、日本橋横にある船着き場前を通り掛かった所で、1人黒い傘を差して佇んでいた裕也の後ろ姿が見えた。

私とヒロは頷いて静かに階段を下る。



《未だ混乱が続いている一連の事件に関して、警視庁はIOTテロの可能性が高いと発表しました》



半分階段を下った所で聞こえてきた音声...大方スマホでニュースを見ているんだろう。その時、階段上から気配を感じて振り返ると、雨に濡れてびしょ濡れなゼロの姿が見えた。

...まぁ、びしょ濡れなのは私とヒロも同じか、、。




降谷「まさか、IOTテロとはな...」




同タイミングで階段を下り終わり、私とヒロは降りた所で足を止めて、ゼロは1人裕也の隣に並び、塀の手摺に腕を置いて嘆いた。



風見「さすがですね。そんな手口を特定するなんて...」


降谷「フッ、特定したのは僕じゃないが、おかげで事件化には成功した。」


ゼロは私の方に、目を向けて手摺から腕を離した。

離した手はポケットに入れ、裕也に背を向けながら呟いた



降谷「よって、我々がした違法作業にカタをつけたい...“協力者”の解放だ」



『...はぁ、』


諸伏「...。」


ゼロの言葉に、私は息を着きヒロも安堵した様子。そのまま横をすれ違い階段を上がっていったゼロと、後に続いて行った裕也の後ろを2人で辿った。
 

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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時

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