1253【꧁{ 烏丸蓮耶 }꧂】 ページ4
優作「汀紗君の協力と、学校側にも電話で注意喚起しておいたから工藤新一騒動は収まるだろう」
そう言い、優作は真剣な眼差しでコナンを見る。
優作「“世間的”にはな──。」
コナン「...」
優作「お前が言う黒ずくめの組織に目を付けられた可能性は極めて高い、」
有希子「たくっ...修学旅行であんな大暴れするからよ!」
コナンを叱りながらも、蘭の告白の返事が聞けて良かったなと有希子は上機嫌だった。
その横で優作は窓の外を見た。
優作「それとウチに住まわせてるFBIの彼と先程話したんだが、羽田浩司が殺害された現場に残されていた例の暗号...。
「ASACA」と「RUM」の2つの単語を分けるのではなく、あの8文字である1つの名称だろうという結論に達したよ。」
コナン「1つの名称...?」
コナンは顔を伏せて、思考を巡らす。
2つの単語に分けるのではなく...1つの...
#969 ︎︎#6264
末端の私に分かるのは、組織のカラーがBLACKだって事...
私“カラス”好きなんだよね〜!だって可愛くない?私、カラスが好きだから黒い服結構持ってたりするし!
コナン「ま...まさか、それって.....!」
優作「烏丸蓮耶.....。」
優作の言葉にコナンは顔を歪める。
優作「この推理が正しければ、お前はこの日本で最も強大な人物を敵に回そうとしている事になる。この世にいるはずのない大富豪をな...」
コナン「...じゃあ、汀紗は、、」
優作「嗚呼。恐らくその人物に拾われたのだろう、とにかく事が集結するまで私と有希子は日本に留まり一緒に策を練る事にした。
これからが正念場だぞ新一、いや...江戸川コナン君ー?」
コナン「嗚呼!望む所さ!!」
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時