【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する２６ (ページ29)

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諸伏「それで？汀紗は爆発の事知ってたんだよな？？かなり大規模な案件だし雰囲気的にだが...今映画軸だろ？」

『こらこらキャラが進んでメタいこと言うんじゃありません。当たり前ですけど犯人が誰なのか、手口がなんなのかは教えないからな？』

降谷「じゃあ聞くが、爆発現場のガス栓がネットでアクセスできるタイプなのは知ってるか？」

敢えて、普通に質問してきたゼロに思わず笑った。

『あぁ～それは...ゼロが点検中にその事に気付いて、それを使ったテロの可能性を考えて公安鑑識に指示しようとしたときにドカンやろ』

降谷「嗚呼」

なら、ガス栓をネットを使って開けて現場をガスで充満させた後...圧力ポットを発火物にしたという訳になる。するとスマホからコナンの声が聞こえた。

コナン《おじさんの起訴が決まったの？》

橘《検察からまもなく起訴するって連絡があったわ》

画面越しに橘さんが検察側が提示した資料を机に広げた。この資料は後で小僧が送ってくれるので現状聞くだけ...スマホの画面からじゃ、何も言えない。

コナンは手がかりを見つけようと、必死に資料を見つめている。暫し経ち、ある一枚の資料を見たとき表情が一変した。

蘭《どうしたの？》

画面の向こうで蘭が訪ねた。

コナン《え？いや、どこかで見た気がして...》

英理《はぁ...これ見ると、爆破の手口がよく分かるわね》

橘《警察の捜査資料って、犯罪の詳しい手引書みたいなもんですよね》

『手引書...』

諸伏「引っかかる言い方？」

『あ、まァうん。』

そのとき変な音がスマホから聞こえてきた。橘さんの着メロでした。明日、公判前整理手続きを行うという連絡との事...

ｶﾁｯ

降谷「今日はここまでだな。」

アプリを切って、ゼロは立ち上がった。