【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する２６ (ページ28)

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駐車場に停めていたバイクの元まで向かい、ゼロが私のバイクに疲れた様子で寄りかかった。たくっ、、私だって疲れてるのに...

『お互い2日ろくに寝てない現状ですが、如何お過ごしですか』

降谷「今すぐ汀紗に抱き着きたい」

『うっっわ』

こっちだって、...こっちだって、全部一課の2人に知ってる現状を話してコナンと一緒に真実を暴いて欲しいと思ってるのに、それを許さない。

公安はそういう組織だから、、

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駐車場に停められていたゼロの車に乗って、辿り着いたのは古びた雑居ビル...ゼロの後に続いてそのビルの一室に入る。

諸伏「ん.....、よっ。」

電気は点かず、窓には目張りがあり中央のテーブルにはパソコンが一台置かれている。その傍でパイプ椅子に座って、顔を伏せていたヒロが頭を上げて手をヒラリと振った

ここで私達は、おじさんのパソコンに不正アクセスした。

『おはよヒロ、』

諸伏「1時間も寝れてないよ...」

降谷「僕と汀紗は2日は寝れてない」

諸伏「あ、負けたぁ」

なんて言いながら頬杖を付いたヒロ。ゼロは歩いて中央の椅子に着席し、私もその隣に座る...向かいには欠伸をしながら背筋を伸ばしているヒロ。

ゼロはスマホを取り出して操作すると、コナン達の声が聞こえてきた。ゼロはスマホをテーブルの上に置いて私とヒロにも見えるようにしてくれた。

画面にはコナン達が映っている。

諸伏「なァ、ゼロ。素直にコナン君に協力寄越せなかったのか？今更だけど...もっと良い方法があった筈だぜ。」

降谷「あぁ、だが僕が欲しいのは彼の本気の力だ」

『なんだよ、そんな事のために...蘭を泣かせたのか』

反吐を吐くように言いながら、両脚を机の上に乗せると顔を下げて表情が見えなくなったゼロ。まぁ...理解は出来るこうでもしないと蘭の為に、コナンは本気で動かない.....。

だからと言って、納得なんて1ミリもしてないし...

『転生してダチとしての情が＋されちまったから、やっぱ事態が全部解決したらお前のこと一発殴りたい。蘭を泣かせた罪として...』

降谷「.....痛くしないでくれよ」

『私が蘭をどれだけ好いてるかのレベルによるな』

フッと、小さく笑ってサラリと髪を手でかき揚げたゼロ。