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松田「で?本当に何も情報来れねーのかよ??」
伊達「ある程度の事情は呑み込んだつもりだが、送検はやり過ぎじゃねーか??」
『.....。帰ってよ』
場所は妃法律事務所から、打って変わって警視庁。
エントランスのソファにはコナンが一人...その近くの壁で両サイドから2人に壁ドンされて尋問受けてるわい。。
コナン「ぶっちゃけ、どう思う?あの弁護士...」
すると顔の向きを変えずに、私らに問い掛けてきたコナン
『どうって...』
伊達「ぶっちゃけ言うと余り使用ならねーと思うぜ??」
松田「班長もそう思うか。あの口ぶりじゃ、公安的配慮が働いてると見て間違いないだろうし...」
コナン「うん。あれだけの大規模な爆発が起きれば、上の人間はきっと、自ら真実に辿り着こうとはしない。偽者でも犯人が捕まって...汚名返上できたら.....」
そこまで言った所で、膝の上で拳を握りしめたコナン。
目暮「待たせたね」
すると目暮警部がやって来た。
目暮「...君らは何をしているんだね」
松田「尋問」
『コナンの付き添い』
呆れ顔を浮かべながらも、目暮警部にはいつも通りの私らに見えたのだろう。あまりに気する様子は無くコナンの隣に腰を下ろした。
コナン「それで、小五郎のおじさんのパソコンが誰かに操られた可能性を調べてるんだよね」
目暮「まあ、確かに。日下部検事に追加の捜査を頼まれてはいるんだが...」
けど、おじさんのパソコンに不正アクセスした痕跡は出てこない。足がつくような事はしない、私も加わったから...
『...。』
伊達「ん、汀紗?」
『.....いいから、アンタらはおじさんの無実証明して』
コナン「言える範囲でいいから教えて?新一兄ちゃんが小五郎のおじさんを助けるためにどんな情報でもいいから欲しいって__」
コナンは、目暮警部に粘る様に問い掛けた...が、、、。
安室「毛利先生が、どうしたって?」
松田/伊達「「!」」
ワイシャツに、ビジターカードをつけた安室が笑みを浮かべて現れた。それを松田と伊達は睨み付ける様に安室を見やる...
コナン「聞いてたの」
それは、コナンも同様。
安室「何を?僕は毛利先生が心配でポアロから差し入れを持ってきただけだよ」
目暮「ああ、毛利君はもうここにはいないよ」
コナン「送検されたら原則、身柄は拘置所に行く...安室さんが知らないはずないよね?」
安室「へぇ?そうなんだ?君は相変わらず物知りだね」
それだけ言って安室は私らに背を向けた。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時