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その時、私のスマホが震えた。
端末を見ると電話の相手はコナン君だった。すると隣でもヒロがスマホの画面を見始めていた。多分、ゼロから次にどう動いて欲しいかの連絡メールだろう
『ヒロ...』
諸伏「...嗚呼。コナン君にああ言ったけど、何を聞かれても」
『黙りだな、分かった。』
ヒロは私にメールの内容を翳して見せてきた。それを一通り読んだ私は裕也の眠る病室から出て、外の廊下でコナン君の電話に出た。
『ごめ〜ん、コナン君出るの遅くなっちゃって』
コナン《あぁ、今大丈夫か?》
『うん。平気〜、てかさ、ヤバくない?あの爆破』
コナン《見たんだな。恐らくテロだろう、お前何か知らねーか?要請で...って流石にサミット会場の警備なんて事は無いか》
『ねーわ流石にw』
あるよクソが。ゼロやっぱ私の事信じ過ぎ、ありがと。
『でも、この後もしかしたら誰か私に要請寄越してくるかも...その時になればお前に情報を与えてやらんことも無い!』
コナン《あぁ。もしそうなった時には頼む。》
『あいあいさー』
ピッ、
『..........ごめんね、コナン君。』
電話を切り、再び病室に戻ると裕也が目を覚ましていた。明日辺りには安室さん...いや降谷さんとコナン君の間に大きな亀裂が起こるだろう。
それに、陣平達にも何か言われる気がしてならん...
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時