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ー警察病院ー



指定された病室にヒロと一緒に向かうと中には手当も済んで、ベッドの上で眠っている裕也の姿が見えた。


『裕也....』


諸伏「酷い怪我だ、サミット会場の周辺にいたんだ。生きていた事自体奇跡に等しい...」

『...泣いちゃうからやめて、、』

諸伏「...悪い」

『ううん。先生が言うには明日辺りに意識取り戻すみたいだからさ、それまで私達は私達なりに出来る事をやろう』

諸伏「だな。」

ヒロは病室のリモコンを手に取り、「もうニュースになってるだろうな」と言いテレビを付けた。私とヒロは病室にあった椅子に腰を掛けて、そのニュースを視聴する。



《番組の途中ですが、たった今入ったニュースです!

来週 東京サミットが行われる国際会議場で、先ほど大規模な爆発がありました。そのときの防犯カメラの映像です》



テレビに映る防犯カメラの映像を見つめる、2点に設置された防犯カメラには爆発の瞬間が映し出されていた。画面はすぐに灰色になったけど...


(この映像の一瞬にゼロが映ってたのかよ...?)


マジで何にも見えなかった。哀ちゃんの視力恐るべし、、


諸伏「.....はァ、流石にヤバいな今回...。」

『うん。ようやく事の現状を理解出来た気がする』

諸伏「ゼロは、どう動くと思う...?」

『さーね。』


私はあの爆発でボロボロに死んだPCを復活させる為に、膝の上に置いてキーボードを操作し始める。


『まっ、ゼロは日本ガチ勢だ。きっとどんな手を使ってでも日本の正義のためなら彼は動くよ』


諸伏「よく、、ゼロの事分かってるな汀紗は...」


『幼なじみスキルどした』


なんて会話をしながら、PCの画面が明るくなった。まずは復旧することは成功したでも中身のデータがぐちゃぐちゃのぐちょぐちょだ。完全に壊れる前に復活させんと...
  

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設定タグ:名探偵コナン , トリップ , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時

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