【名探偵コナン】全キャラクターが持つ能力を全て扱える様になったから無双する２６ (ページ14)

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諸伏「クソっ...！事故か...!? 降谷！風見さん！！誰か応答してくれ...！！」

横にいるヒロも必死に問い掛けた。

数十分後...ゼロが指定した集合場所に集まれたのは私とヒロ、ゼロ、裕也の班、残り極小数の公安警察だった。

重症だった裕也の班は病院に送られ、残ったのは軽症だった私とヒロ、ゼロ、生き残った公安の人達、、

『.....』

ｷｭｯ...

降谷「ありがとう汀紗。」

『...うん』

軽症だった人達の応急処置を済ませ、かく言う私もそれなりに怪我を負った。頭に包帯を巻いて、右頬にガーゼを貼り、少し火傷した腕にも包帯を巻いた。

首が苦しかったので、きちんと締めていたスーツのネクタイを手で緩ませながら、髪で表情が見えないゼロに問い掛ける。

『あの...一応、聞くけど...何人が.....』

降谷「...。」

『...ごめん、何でもない。ゼロ、これは間違いなく爆破テロだ。それもかなりアホ素っ頓狂な奴のな、サミット会場を丸々爆破出来るほどの爆弾を何らかの方法で仕掛けた...。

そうなると、敵は想像以上に手強いぞ。もしかするとこのプロジェクトの上の関係者の仕業...なんて馬鹿な思考にも至っちまう。』

私の言葉にヒロや、公安警察の人達は険しい表情を浮かべた。そしてゼロは私の言葉を聞いて、大きく深呼吸をして公安警察達に夫々指示を出し始めた。

指示を煽った公安警察達は直ぐに部屋から出て行き、残ったのは私、ヒロ、ゼロだけ。

諸伏「...ゼロ、俺はどうするべきだ？俺としては汀紗にこんな怪我を追わせてしまった責任を取りたい」

『責任って、気にすんな。別に本調子じゃない訳じゃ無いんだから、それにまだ要請を受けた報酬を貰ってない。...ゼロ、あんたから報酬を受け取らない限り私はこの件に付き合うぞ』

降谷「....。汀紗とヒロは先ず、風見がいる病院へ向かってくれ。風見が目を覚ましたら連絡を入れて欲しい。どう動いて欲しいかは後々連絡を入れる」

「『了解。』」