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『あああもうッ!!美味い!!バイト辞めたい!!』
緑川「分かる、分かるよ汀紗ちゃんの気持ち凄く...、」
コナン(色々と大変ですね、公安も)
なんて目を隣から向けてきたコナン君も、目を輝かせてケーキを頬張り始めた。
蘭「生地だけとか、クリームとフルーツだけとか、食べ方も変えられて、凄く楽しいケーキです!」
安室「そう言っていただけると、うっれし♪」
「『...はぁ、/ ハ...』」
ほぼサミットの件で、ろくに寝れてないわしと唯にはダメージが大き過ぎた。2人揃って静かに頭を抱えていると、急に「あ!」と言いながら立ち上がったおじさん。
毛利「そうだった!ここに来た用事を忘れてた!」
梓「ああ、来月やる、東京サミットの...」
おじさんから、回覧板を受け取った梓ちゃん。
毛利「サミット当日、そこの道...車通行止めだってよ」
安室「あ。梓さん、店長には言ってあるんですが、その日ポアロ休みますからお願いします」
梓「はい。店長から聞いてます」
コナン「安室さん、緑川さん」
すると隣で、コナン君がこそっと2人を呼んだ。
コナン「公安の仕事もちゃんとしてるんだね」
安室「ふっ、相変わらずの詮索好きだね、君は」
緑川「興味を持つのはいいけど、やり過ぎると危ない目に合うからちゃんと自重するんだよ?」
コナン「分かってる」
公安2人の言葉に、小さく返事をしたコナン君。
そんな彼を横目に私と唯はケーキを食べ終えたので席を立ち、会計を済ませて扉の方へと歩みを進める...
『それとだ、コナン』
コナン「ん?」
途中で、私と唯は背を向けたままコナンに声を掛けた。
『なんかあった時は、』
緑川「みんなを頼んだよー?」
私はパーカーのフードを被り、唯は掛けてる眼鏡を外した
コナン「2人共...それって.....、」
言い掛けたコナンを、遮る様に扉を開けて外に出たー。
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月11日 17時