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「おい、何だあの煙」
検問所にいた警官が、西側の森を指差した。森から細い煙が上がっている。
「火事か？」
「いや、それなら防災システムが働くはずだ」
そばにいた綾小路警部は煙を見て、すぐにテントへ走った
綾小路「西側の森には何があるんや！？」
綾小路警部が入り口部分を勢いよく開けて顔を出すと、モニタリングしていた警官が驚いて振り返った。
「あ、あそこには、古い物置小屋があるだけですが...」
綾小路「監視カメラはどうなっとんのや！？」
「あそこは施設外なので、カメラはありません」
綾小路「何やて！？」
驚く綾小路警部の横を抜けて、テントの外に飛び出る。
コナン「おいっ、あの煙ってまさか、、！」
服部「ああ！」
『行くぞ』
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決勝進出を決めた和葉と紅葉は、阿知波に連れられて湖の船着き場に来ていた。決勝戦が行われる皐月堂は湖の先にあり、船でないと行けない。
3人を乗せた船は、静かに湖面を進み出す。
ｻ ｧ . . . 。
和葉「わぁ...」
湖の周辺には葉を赤く染めた木々が並び、ひらひらと舞い落ちた葉が湖面に浮かぶ、船は切り立った崖から流れ落ちる滝のそばを通る。
和葉「あれが皐月堂.....ん？何やこの臭い？」
阿知波「ああ、最近エレベータを点検したからね...その時使った潤滑油の臭いだろう。気になるか？」
和葉「いえ、そういうワケやないです。気ぃが高ぶってんのかも...」
紅葉「ドキドキしますなぁ〜。アンタはどないです？」
向かいに物静かに座っていた紅葉が口を開いた。
和葉「そら...まさかホンマにここまで来られるなんて思てへんかったからドッキドキやけど、アンタはちゃうんやろ？」
紅葉「いえ、口から心臓が飛び出そうです」
和葉「えっ？」
紅葉「ウチの告白を受けて、平次君がどない顔するかどうかが気になって...」
和葉(負けへん。負けられへん、絶対に───！！)
紅葉の言葉に和葉は拳を強く握った。
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (
レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月10日 21時
