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「え〜!なになにちょー偶然じゃん!!」
「すっご!!ヤバ!ゆいぴ、浴衣めっちゃカッコイイんですけど!」
「キツネのお面付けてんだけどウケるw めちゃかわだね!」
陽キャ増し増しオーラに私は速攻で負けました。
キャピキャピしながら唯の前にやって来た一軍女子達、私は視界に入ってなさそうなのでスッ…と横にずれて話が済むまでりんご飴ガジガジ。助け舟? そんなん知らねーよ^^
ちなみに「ゆいぴ」が何なのかはもう察しついてるよね?店員が“あむぴ”ならその店の常連客である唯は“ゆいぴ”...なんか芸能人にいた希ガス(((
「このお祭り来てたんなら言ってよ〜!てかマジでゆいぴの浴衣姿カッコイイんだけど!!写真撮ってSNS上げていい?」
緑川「あ、写真はちょっと...代わりに君たち3人を撮ってあげるよ」
「マジで!?」
一軍女子の1人からスマホを受け取り、パシャリと1枚写真を撮った唯。怒涛に写真とSNSという公安の地雷を踏み抜いていく一軍女子流石!唯は唯で躱すのが上手いな〜()
...所で、ゼロの帰りが遅ない?なんて思いながら辺りを少しキョロキョロ見渡すと..........居ました。木の陰から仲間になりたそうに此方を((じゃなくて大方、この女子達の対応をしたくないんだろう。
緑川「! ...みんな、ごめんね。俺もう行かないと」
ゼロの存在に気付いた唯がそう言うと「え〜っ!」と声を上げた女子達、それに唯はポアロでまた話そ?的な事で和ませた。そのまま唯はゼロの方へと歩いて行ったので、私も石塀からよっこらせと立ち上がって向かおうとした時__
「待ちなさいよ。」
『...』
呼び止められた。う〜ん...めんどくさい予感察知☆
『はい』
一応、対応はします。
「アンタさ、前から言いたかったんだけどポアロのカウンター席でいつもあむぴとゆいぴと話してるよね。なんで?」
『な、何でと言われとも...友達、ですから』
「は?普通にキモイんだけど」
おーん。実質初対面にいきなり罵声良くないぞ!
「マジで前からウザかったんだよね。あむぴもゆいぴも私達の話は聞いてくれるのに、自分の話は全然話してくれなくて...なのに何でお前なんかが2人から好かれてんだよ!」
『いや、だから友達だから』
「友達?巫山戯んなよ、ちょっと可愛いからって媚び売って調子乗ってんじゃねーよ。いつもいつも2人に対して言動酷かったり...どーせお前がしつこく絡んでんでしょ!?ウザイんだよ!!!」
ドンッ!
1人に強く肩を叩かれて、少しふらりと後退りする。
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MN | 作成日時:2024年3月10日 21時