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翌日───。
【高校生皐月杯争奪戦】と書かれた大きな看板を掲げた阿知波会館の前にはたくさんのパトカーが停まっていて、厳重な警戒態勢が敷かれている。
車は全て検問を受け、会館の入り口では入念なボディチェック。入り口に設けられた検問所では警察関係者をはじめおじさんと私ら3人がいる。
大滝「始まったようやな」
会場の方は歓声が聞こえてきた。
毛利「まぁ、これだけ警備が万全なら、名頃も入ってこられねぇだろ？」
綾小路「えぇ。名頃どころか、あらかじめスタッフ登録していない者は誰一人として入れません」
大滝「事前の捜査も万全やしな」
綾小路「ええ。名頃の好きにはさせませんよ！」
『.....。』
服部(アイツ...どっかで.....)
その時、隣にいた服部が不意に眉をひそめた。
コナン「どうした、服部？」
服部「いや、何でもない」
──────────────────────────
暫し動きは無い様子なので検問所のテント内で、私達は試合場の監視カメラの映像で試合を見ている。紅葉は当然として.....和葉は特訓の成果か決勝進出まで登り詰めた。
『和葉ちょっとの練習でこれはチート過ぎだろ...』
服部「ああ.....」
コナン「いよいよ紅葉さんと対決だな」
その時、テントの外から「何っ！？」と大滝はんの声が聞こえた。
大滝「関根さんが意識を取り戻した！？」
テントを出て大滝はんに駆け寄る。
大滝「おお、ほんで...やはりそのとおりやったんやな。
...わかった。こっちは京都府警に任せてすぐ戻る」
電話を切った大滝はんにおじさんが訊く。
毛利「関根さんが目を覚ましたんですか？」
大滝「ええ。どうやら、ほぼ平ちゃんの推理どおりだったようです」
毛利「しかし、なぜ関根さんは矢島さんのところに？」
大滝「ここ最近、矢島さんは名頃のことを探り回っとったらしいです。関根さんはそれに気付き、元師匠の消息がつかめるんやないかと矢島さんを見張っとったそうなんです」
綾小路「それで様子がおかしいことに気付いて、遺体を発見したと...」
大滝「おそらく。詳しいことは大阪に戻って、直接関根さんから聞こうと思います」
綾小路「ええ。こちらは京都府警に任せてください」
大滝はんは頷き、おじさんも後を着いて駐車場へと走って行った。
綾小路「あんさんたちは、行かなくてよろしいのですか？」
服部「嗚呼。あれだけの犯行を行ってきた犯人や。この機を逃すとは思えんからな」
『ここで仕掛けてくるってこと？』
コナン「うん、」
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sz , - あ、すずは私の名前です ㅋㅋㅋ (3月11日 0時) (
レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
sz , - 主人公が誘拐されてたまたま東京にいた長野県警が助けるかすずセコム全員で助けるか(長野県警と関西組も含めて)の話がみたい(伝われ) (3月11日 0時) (レス) @page38 id: 12a7539539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MN | 作成日時：2024年3月10日 21時
